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ユーリードシステムズ、コンシューマー向けHD映像編集ソフト『MediaStudio Pro 8』を発売

2005年11月04日 21時22分更新

文● 編集部

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ユーリードシステムズ(株)は4日、コンシューマー向けのHD映像編集ソフト『MediaStudio Pro 8(メディア スタジオ プロ8)』を12月9日に発売すると発表した。価格は6万2790円。アップグレード版は2万790円、乗換版は4万1790円、アカデミック版は2万6040円。

メイン画面メイン画面
製品パッケージ
『MediaStudio Pro 8』

『MediaStudio Pro 8』は、MPEG-2 HDやWMV HD-H.264の入出力に対応し、ローエンドパソコンでもHD品質のまま編集するための“スマートプロキシー”機能を搭載した映像編集ソフト(H.264の1080i/720pにはサービスパックで対応)。あらかじめ用意されているマスク/フレーム/移動パスを利用してプロ並みのショートムービーを手軽に作成できるようにする“スマートコンポジター機能”も用意されており、プロジェクトの一部を個別に編集できる“ネスティング”にも対応している。プレビュー画面は標準で16:9に対応。タイムラインはシングルトラック編集に対応しており、ビデオ/オーディオともに99本まで利用でき、編集モードの切り替えやコマンドはツールバーのワンクリックでアクセスできる。ビデオフィルターやトランジションなどの効果も、コントロールキーフレームに対して効果ごとに任意のパラメーターを設定できる。フィルターやトランジション効果などのサンプル/テンプレートも用意されている(ビデオ11種類/トランジション効果121種類/移動パス26種類/オーバーレイ17種類/ビデオフィルター79種類ほか)。また、素材をプロジェクト単位でライブラリーとして管理することも可能。そのほか、DVDオーサリングソフトとして『DVD MovieWriter4LE』が付属する。

入力ファイル形式は、ビデオがAVI、MPEG-1/-2、QuickTime、Real Media、Windows Media、VideoStudio 8/9プロジェクトファイル(.VSPファイル)、オーディオがDolby Digital Stereo/5.1、MP3、MPA、QuickTime、Real Media、WAV、Windows Mediaなどで、アニメーションファイル(9種類)や静止画(約30種類)もサポートする。出力ファイル形式はビデオがAVI、MPEG-1/-2、QuickTime、Windows Media、オーディオがDolby Digital Stereo/5.1、MP3、MPA、WAV、Windows Media、アニメーションがFLC、FLI、FLX、UIS、静止画がBMP、CLP、EPS、JPEG、PCX、PNG、TGA、TIFFなど20種類以上。Video CDやSuper Video CDなど、DVDにも出力できる。

対応機種は、Pentium III-800MHz以上(Pentium 4-2.80GHz以上推奨)、256MB(1GB以上推奨)のメモリー、1024×768ドット以上(1280×1024ドット推奨)のディスプレーを搭載したPC/AT互換機。リアルタイム機能を利用するには、Pentium 4-3.0GHz、1GB(2GB以上推奨)のメモリー、毎分7200回転のHDD(IDE)、PCI Express x16対応グラフィックスカードが必要。対応OSはWindows XP/2000(リアルタイム機能にはWindows XP SP2が必要)。

対応入出力機器は、IEEE 1394カード、アナログキャプチャーカード、DVD±R/±RWドライブなどで、サポートしているHDVカムコーダーは、日本ビクターのJY-HD10、GR-HD1/PD1、ソニーのHDR-FX1/Z1、HVR-M10 VTR、HCR-HC1。



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