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シャープ、20.1インチUXGA液晶ディスプレー『LL-203G-W』を発売

2005年11月04日 16時13分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は4日、UXGA(1600×1200ドット)/約1677万色表示に対応した20.1インチ液晶ディスプレー『LL-203G-W』を18日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は12万円前後。

『LL-203G-W』
『LL-203G-W』

『LL-203G-W』は、ワイヤーフレームなどの線画をちらつきがなく滑らかに表示できるのが特徴で、コントラスト比は700:1、輝度は270cd/m2、視野角は上下/左右178度、応答速度は16ms。表示モードには、“標準”のほか、色再現の国際規格に対応した“sRGB”、輝度を下げて明るさを抑えることで消費電力を低減する“オフィスなどが用意されている。γ補正にも対応しており、液晶パネルのγ特性/色特性を記述したICCプロファイルも同梱される。色温度切り替えは5段階。

入力端子はアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタルRGB(DVI-D24ピン)を搭載する。本体サイズは幅446×奥行き243×高さ412mm、重量は約8.2kg(ディスプレー部のみは約6.3kg)。約60mmの高さ調整が可能な画面スライド機構を搭載し、チルトは前約5度/後約15度、スウィーベルは左右計約60度。VESAマウント(100mm)にも対応している。本体カラーは“フロスティホワイト”。

電源はAC100V。消費電力は54Wで“オフィス”モードでは25W、待機時1W。電源ONから一定の時間(1~23時間を1時間単位で設定可能)が経過すると電源をOFFにする“オフタイマー”機能も用意されている。そのほか、“OSD(オン・スクリーン・ディスプレー)”機能に、機種名/製造番号を表示するインフォメーション機能を搭載し、資産管理に利用できるようにしたという。アナログ信号ケーブル(ミニD-Sub15ピン、長さ約1.8m)、デジタル信号ケーブル(DVI-D、長さ約1.8m)、ケーブルクランプなどが同梱される。

同社では、設計/開発/デザインなどのCADを利用する部門や、線画の図面を利用するような技術系企業、研究機関向けに販売するとしている。

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