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容量580Wの静音電源「TAO-580WMPV」がタオエンタープライズから今週発売予定!

2005年11月01日 21時37分更新

文● 北村

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 容量580W(総出力680W)の静音電源「TAO-580WMPV」がタオエンタープライズから今週発売予定だ。背面には同社製電源“P6/P5V/WMPV”シリーズや、アビー製電源に見られるような+12Vの1系統/2系統切り替えスイッチを搭載しており、ATX12V Ver.2.2に準拠した用途で使う場合は“SPLIT”モードで、デュアルコアCPUやnVIDIA SLI、多数のHDDを搭載するなどの高負荷システムの場合は“Combined”モードで稼働させることが可能だ。

「TAO-580WMPV」 +12Vの1系統/2系統切り替えスイッチ
容量580W(総出力680W)の静音電源「TAO-580WMPV」8cmファンを前後に1基ずつ、計2基搭載する。写真左上に見えるスイッチで+12Vの1系統/2系統を切り替え可能

 現在の電源は115V対応製品が主流だが、一般家庭ではエアコンや冷蔵庫等の動作時に一時的に電圧が90V近くまで落ちてしまうことがある。そうなるとPCの動作が安定ぜず起動しない、フリーズするなどの不具合が発生する恐れがある。同社のウェブサイトによると、本製品は「日本国内向けにAC100V専用回路を搭載するため、電圧が低めになってしまう環境でも安定した動作が得られる」という。この日本国内向けに最適化されたAC100V専用回路というのは以前紹介した同社製「TAO-ISO-P500L」や、SNE製静音電源“GSRP BK”シリーズでも採用されている。今後人気が出ることは間違いないだろう。
 本体には8cm角ファンを2基搭載。温度によるファンコントロール機能を搭載しており、回転数は900~2500rpmの間で自動的にコントロールされる。コネクタ数は、ATXメイン(20/24ピン)×1、ATX12V×1、EPS12V×1(4+4ピン)、、AGP-Pro(6ピン)×1、PCI-Express(6ピン)×2、FDD用×2、HDD用×6、Serial ATA用×4、FAN用×3。販売を予定しているのは高速電脳、カクタソフマップ、CUSTOMの3店舗で、価格は1万6000円前後になる予定。

背面 パッケージ
ケーブルは着脱式ではないタオエンタープライズおなじみの緑のパッケージ
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