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冬のボーナス商戦を彩る“デジタルTV&レコーダー”をチェック!

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2005年11月07日 03時14分更新

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プラズマTV最大手の意地? プラズマTVで初のフルHD対応を実現した松下電器産業の『TH-65PX500』
プラズマTV最大手の意地? プラズマTVで初のフルHD対応を実現した松下電器産業の『TH-65PX500』

 画素の微細化が技術的に難しく、フルHD化が困難と言われていたプラズマTV。しかしプラズマTVに力を入れる松下電器産業(株)は、65インチワイドと大型のプラズマTV“VIERA”『TH-65PX500』を8月に発表した。同じ65インチでフルHD対応のシャープLC-65GE1が168万円と非常に高価なのと比べると、TH-65PX500は予想実売価格で99万円前後と、ずいぶんと安くなっている(それでもおいそれと買える商品ではないが……)。プラズマならではの鮮やかな色合いや、3000:1の高コントラスト比の実現など、さまざまな利点を備えている。デジタル放送チューナーを2系統内蔵しており、2番組同時視聴はできないが、1番組を見ながら、もう1番組を外部のD-VHSデッキなどで録画可能となっている。

 液晶、プラズマに続く第3の大画面TVとして注目を集めつつあるリアプロTVにも、フルHD対応の製品が登場した。それが日本ビクターの“ビッグスクリーンEXE”シリーズだ。同社が独自開発する反射型液晶デバイス“D-ILAデバイス”を採用。0.7インチサイズ、フルHD解像度のD-ILAデバイスをRGBそれぞれで計3枚使用し、映像を作り出している。表示サイズは最大の『HD-70MH700』で、なんと70インチワイド! 価格も126万円と高いが、巨大な画面に高精細のデジタル放送を表示すると、実に美しく迫力がある。サイズは70インチワイドのほかに、61インチワイドと56インチワイドの2製品がラインナップされている。

今回紹介する製品では最大の画面サイズを誇る、日本ビクターのリアプロTV『HD-70MH700』
今回紹介する製品では最大の画面サイズを誇る、日本ビクターのリアプロTV『HD-70MH700』

 またこのほかに、ソニーがフルHD対応のフロントプロジェクター『VPL-VW100』を発表している。高級AVブランド“QUALIA”の『QUALIA 004 SXRD HDプロジェクター』でも使われた反射型液晶デバイス“SXRD”を3枚使い、フルHD解像度を実現している。価格は136万5000円と、さすがに安いとは言えないのは残念。

映画館の光源に近い特性のランプを使った高級フロントプロジェクター『VPL-VW100』
映画館の光源に近い特性のランプを使った高級フロントプロジェクター『VPL-VW100』

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