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カーリー・フィオリーナが米サイバートラストの取締役に就任

2005年10月28日 23時12分更新

文● 編集部

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セキュリティサービスプロバイダー大手の米サイバートラスト(Cybertrust)社は現地時間の27日、同社のカーリー・フィオリーナ(Carleton S. (Carly) Fiorina)氏が取締役に就任したと発表した。

カーリー・フィオリーナ氏
“COMDEX Fall 2002”でキーノートスピーチを行なうカーリー・フィオリーナ氏

米サイバートラストCEOのジョン・ベッカー(John Becker)氏は、「カーリー・フィオリーナ氏の取締役会就任をたいへん嬉しく思います。氏はテクノロジーが企業や政府に与える影響を熟知し、リーダーシップと経営者としての経験を併せ持っており、当社に大きく貢献してくれることを期待しています。情報セキュリティーの世界的専門企業として、世界中に広がる当社の顧客のセキュリティーニーズに今後も引き続き対応していくにあたり、氏のビジネスにおける見識が大きく役立つでしょう」と述べており、フィオリーナ氏は「情報セキュリティーは、今後長年にわたってテクノロジー業界の成長と革新を牽引する鍵となるでしょう。サイバートラスト社は世界のセキュリティ市場をリードする独自の立場を構築しています。同社の取締役会メンバーとして、さらなる成長と、世界中の顧客に提供するサービス拡大を支援できるよう、努めてまいります」と述べているという。

フィオリーナ氏は、1999年に米ヒューレット・パッカード(HP)の社長兼CEOに就任し、2000年からは取締役会会長も兼務していた。米HPに入社する前は米AT&T社と米ルーセント・テクノロジーズ社に20年近く勤務しており、ルーセント・テクノロジーズの株式公開や、米AT&Tからの独立を主導、統括。今年の2月に米HPの会長兼CEOを辞任しており、去就が注目されていた。



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