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コダック、IDカードのスキャンに対応したデスクトップ型スキャナー『コダック イノベーション スキャナー i40T』を発売

2005年10月24日 18時39分更新

文● 編集部

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コダック(株)は24日、運転免許証/身分証明書などのIDカードのスキャンに対応したデスクトップ型の業務用ドキュメントスキャナー『コダック イノベーション スキャナー i40T』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格12万8000円(税別)。

本体写真
『コダック イノベーション スキャナー i40T』

『コダック イノベーション スキャナー i40T』は、現行のワークグループ向けドキュメントスキャナー『i40』に、運転免許証/身分証明書などのプラスチック製IDカードをスキャンするための“スペシャルドキュメント フィーダ”を搭載したモデルで、前面からIDカードを1枚ずつ手差しでスキャンできるのが特徴。最大読み取りサイズが長尺書類で863mm(従来は355.6mm)となり、A4の約3倍の長さまでスキャンできるようになった。また、書類をスキャンしてPDFファイルとして書き込むまでの一連の作業を最大9種類までスタートボタンに割り当てられる“ワンタッチボタン マネージャ”も搭載している。そのほか、書類の輪郭情報から余分なバックグラウンドを切り取る“自動クロッピング”、書類の傾きを自動修正する“スキュー補正”、赤/青/緑の中から1色を選択して罫線や背景色を消去することでOCR(光学式文字認識)の認識率を高める“エレクトロニック カラー ドロップアウト”、コントラストの低い書類やトレーシングペーパーのような透過性の高い書類が混在していても1回でスキャンできる独自技術“iThresholding(アイ・スレショルディング)”などの機能も搭載している。

ADFに対応しており、読み取り速度は、カラー(24bit)/グレースケール(8bit)/白黒(2値)とも毎分25枚(両面対応で50ページ、150dpi、A4縦送りの場合)。光学解像度は600dpiで、出力解像度は75~600dpi。本体サイズは幅337×奥行き168×高さ162mm、重量は4.1kg。消費電力は40W以下(パワーセーブ時12W以下)。インターフェースはUSB 2.0を搭載し、Windows対応の専用ソフト『コダックキャプチャソフトウェア ライト』が同梱される。

同社では、銀行/証券/保険/クレジットなどの金融機関、カルテ/処方箋などの個人情報を扱う医療機関、各種行政機関などの窓口業務を主要ターゲットとして販売するとしている。

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