発売前から話題を呼んだZalman Tech製の無音をうたうATXアルミケース「TNN500A」。その後バージョンアップモデルの「TNN500AF」なども発売されたが、今度はそのMicro ATXモデルとなる「TNN300」が登場、来週27日から販売される予定だ。
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アルミ製ケース全体がヒートシンクの役割をしており、多数のヒートパイプを利用して、ケース全体に熱を分散するというコンセプトはそのまま |
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サイズは325(L)×230(W)×470(H)mm、重さ約12kgというもので、Micro ATX対応ケースとはいえ従来販売されているミドルタワーケース程度の大きさはある |
「TNN300」は完全ファンレス化が可能という「TNN500AF」のMicro ATXモデル。サイズは325(L)×230(W)×470(H)mmというもので、Micro ATX対応ケースとはいえ従来販売されているミドルタワーケース程度の大きさはある(重さは約12kg)。
仕組みは従来のシリーズと同じ。アルミ製ケース全体がヒートシンクの役割をしており、ヒートパイプを利用して、ケース全体に熱を分散。さらに、電源には同社オリジナル設計のファンレス電源“TNN300専用350W電源”を搭載するため、装着するビデオカードなどその他カード類によっては“完全ファンレスPC”を実現することが可能だ。とは言え、電源の大容量化が進む現在の自作PC市場において350Wというのは物足りないというのも事実。フォームファクタがMicroATXということなので、Pentium MやTurion 64を搭載する静音PCなどに最適といえそうだ。
来週27日の入荷を予定しているのは高速電脳とツクモケース王国。価格はともに7万9800円とやはり高価だが、姉妹モデルの「TNN500AF」は約15万円だったことを考えればうなずける値段(?)かもしれない。
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正面から。なお電源には同社オリジナル設計のファンレス電源“TNN300専用350W電源”を搭載する | | 価格は7万9800円。姉妹モデルの「TNN500AF」は約15万円だったことを考えれば“ありえる”価格だが…やっぱり高い?よね…… |
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