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キヤノン販売、12冊の大辞典を収録した『キヤノン wordtank G70』など電子辞書2機種を発売

2005年10月18日 21時20分更新

文● 編集部

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キヤノン販売(株)は18日、12冊の大辞典を収録した電子辞書『キヤノン wordtank G70』を12月中旬に発売すると発表した。価格は7万円(税別)。併せて“センター試験リスニング対策”機能を搭載した『キヤノン wordtank V35』を12月上旬に発売する。価格は4万2000円(税別)。

『キヤノン wordtank G70』
『キヤノン wordtank G70』

『キヤノン wordtank G70』は、12冊の大辞典やアメリカ/イギリスの文化背景を理解するための事典を4冊収録するなど、英語の研究や学習、ビジネスなどの英語の上級者向けのモデル。大辞典として、英和辞典には(株)大修館書店の『ジーニアス英和大辞典』と(株)研究社の『リーダーズ英和辞典』『リーダーズ・プラス』、和英辞典には研究社の『新和英大辞典』、アメリカ英語の大辞典に、オックスフォード大学出版局の米米辞典『Oxford American Dictionary(OAD)』と米語類語辞典『Oxford American Writer's Thesaurus(OAWT)』、イギリス英語の大辞典には英英辞典『Oxford Dictionary of English(ODE)』と英語類語辞典『Oxford Thesaurus of English(OTE)』、用例辞典には研究社の『新編英和活用大辞典』と(株)朝日出版社の『口語英語大辞典』、国語辞典には(株)三省堂の『スーパー大辞林』、国語類語辞典には(株)講談社の『類語大辞典』を搭載し、文化背景を理解するためには、大修館書店の『現代のアメリカ』、オックスフォード大学出版局の『Oxford Guide to British and American Culture』『A Dictionary of Business』『Oxford Encyclopedia』を収録している。そのほか、(株)学習研究社の漢和辞典『漢字源』や三省堂の『コンサイスカタカナ語辞典』なども搭載されている。

収録辞書のうち英語の総項目数は約330万項目となるため、検索を行ないやすくするため、操作にはタッチパネルを採用したという。画面右列の辞書アイコンによる複数辞書の引き比べや、説明文中の不明な単語をほかの辞書にジャンプして調べるマルチジャンプ機能もペンで単語部分をなぞるだけで利用できる。ディスプレーには5.2インチ低反射液晶を利用し、解像度は480×240ドット。表示文字サイズは12/16/24ドットを選択可能。電源は単4形アルカリ乾電池×2本で約100時間の利用できる。消費電力は360mW。10分以内で設定できるオートパワーオフ機能も用意されている。本体サイズは幅148×奥行き104×高さ19mm、重量は288g(電池込み)。

『キヤノン wordtank V35』
『キヤノン wordtank V35』

『キヤノン wordtank V35』は、来年の大学入試センター試験から導入されるリスニングテストに対応した電子辞書。任意の問題を選んで1問ずつ解答し、正解と解説を確認しながら学習できる“学習モード”と、本番を想定した計25問の模擬試験に解答すると採点結果が表示される“模試モード”が用意されているほか、業界で初めてという“ディクテーション(口述筆記テスト)”機能を搭載したのが特徴。ディクテーション機能では、『英単語ターゲット1900』の単語/例文の発音を聞き取り、正確に入力して覚えることができるとしている。辞書や学習コンテンツには国語/英語/社会/理科/数学の5教科に対応したものが収録されている。

ディスプレーには4.9インチ低反射液晶を利用し、解像度は320×240ドット。表示文字サイズは12/16/24ドットを選択可能。電源は単4形アルカリ乾電池×2本で約100時間の利用できる。消費電力は830mW。10分以内で設定できるオートパワーオフ機能も用意されている。本体サイズは幅138×奥行き101×高さ21mm、重量は246g(電池込み)。

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