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【Macromedia MAX 2005レポート Vol.1】“Macromedia”として最後の祭りとなるのか? 世界各国からFlashクリエイターが集結!!――“Macromedia MAX 2005”開幕

2005年10月17日 23時57分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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本家“ディズニーランド(Disney Land)”の開園50周年を迎えて街全体がディズニー&ハロウィーンで盛り上がるとともに、“ホワイトソックス”(シカゴ)とワールドシリーズ進出をかけて激しく争った“エンジェルス”のお膝元でもある米カリフォルニア州ロサンゼルス。そのロサンゼルス・アハナイムにおいて16日(現地時間)、米マクロメディア(Macromedia)社のFlash関連技術を中心したハンズオン(体験指導)やセミナー、さらに現在開発中の次世代技術を開発者向けに紹介するプライベートイベント“Macromedia MAX 2005”が開幕した。会期は19日までの4日間。

会場のアナハイムコンベンションセンター会場のアナハイムコンベンションセンター。取材陣が泊まっているアナハイム・ヒルトンホテル&タワーのすぐ隣にある。これは余談だが、ホテルでチェックインしているときにホワイトソックスの井口選手を見かけた。遠征の合間を縫っての家族サービスだろうか?

昨年(Macromedia MAX 2004)は『Flash Player 8』や『Macromedia Studio 8』、さらに携帯電話で自動的にニュースなどのコンテンツを受信・表示する“Flash Cast”技術など、最近相次いで登場した注目製品・技術のお披露目がメインイベントになったが、今年は米アドビ システムズ(Adobe Systems)社による買収が30~60日以内に完了することを控えて、別の意味でも話題性のあるイベントになっている。両社統合後の動きについて、現時点では具体的な話は聞こえてこないが(米司法省などの規制により、統合前の発言が制限されている)、会場には“Adobe”のロゴマークをつけたTシャツを身に着けた開発者と思しき参加者もいるなど、すでにユーザー(開発者)側は織り込み済みであるとともに、両社統合をおおむね歓迎しているムードが感じられる。

16日はレジストレーション(入場受付)やウェルカムパーティーなどが開かれたのみで、実施的な初日となる17日には、イベント全体の趣旨説明となる“General Session”が行なわれるほか、18日には開発中の技術・製品などを“こっそり”覗ける“ド派手”なイベント“Sneak Peeks”などが控えている。ASCII24では会場で得られた最新情報を引き続き紹介する。

アナハイム・ヒルトンホテル&タワーの部屋に置かれたラジオ付き目覚まし時計
これも余談だが、宿泊したアナハイム・ヒルトンホテル&タワーの部屋に置かれたラジオ付き目覚まし時計(米SDI Technologies社製)には、外部入力用ケーブルがついており、お気に入りの音楽(MP3ファイル)を取り込んで目覚ましに使う機能があるようだ

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