このページの本文へ

アイ・オー・データ機器、IEEE 802.11a(W52/W53)とg/bを切り替える“クイックボタン”搭載の無線LANルーター『WN-WAG/R』を発売

2005年10月17日 23時41分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)アイ・オー・データ機器は17日、IEEE 802.11a(W52/W53)とIEEE 802.11g/bを切り替えるクイックボタンを搭載した無線LANルーター『WN-WAG/R』、PCカードとのセット『WN-WAG/R-S』、USBアダプターとのセット『WN-WAG/R-U』を発売すると発表した。価格は、『WN-WAG/R』が1万400円(税別)、『WN-WAG/R-S』が1万4600円(税別)、『WN-WAG/R-U』が1万5700円(税別)。10月下旬に出荷の予定。

『WN-WAG/R』
『WN-WAG/R』

『WN-WAG/R』は、米アセロス・コミュニケーションズ社の無線LAN高速通信技術“Super AG”や長距離化技術“XR”を搭載し、IEEE 802.11a(W52/W53)とIEEE 802.11g/bを切り替えて利用できる無線LANブロードバンドルーター。前面に縦に配置されている大きめの“クイックボタン”で設定を変更できるのが特徴。クイックボタンには、IEEE 802.11aとg/bを切り替える“A⇔Gボタン”、無線LANをONN/OFFする“ワイヤレスボタン”、インターネット接続をON/OFFできる“インターネットボタン”、アクセスポイント(AP)モードとルーターモードを切り替えられる“AP⇔ルーターボタン”の4つを搭載している。

無線LANのセキュリティー機能は、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2(PSK/AES)、152bit/128bit/64bit WEP、MACアドレスフィルター、SSID非通知、ANY接続拒否、ポートセパレーターなどをサポートする。ブロードバンドルーターとしての機能は、PPPoEマルチセッション(2セッション)に対応しているほか、ダイナミックDNSにも対応。スループットも93Mbps(同社でのFTP実測値)に高速化されているという。そのほか、USBメモリーを利用して無線LANを設定できる“Windows Connect Now”にも対応している。

インターフェースは、WANが10/100BASE-TX、LANが10/100BASE-TX×4でスイッチングHubとなっている(Auto MDI/MDI-X対応)。本体サイズは幅143×奥行き33×高さ150mm(スタンド別)、重量は約270g。電源はACアダプター(DC5V出力)を利用し、消費電流は最大1.4A。サポートOSは、Windows XP/2000 Professional/Me/98 SE、Mac OS X 10.1~10.4.2、Mac OS 8.0~9.2.2。設定にはInternet Explorer 5.0以上、Netscape 7.0以降、Safari 1.0以降が必要。

『WN-WAG/R-S』 『WN-WAG/R-U』
『WN-WAG/R-S』『WN-WAG/R-U』

『WN-WAG/R-S』は、無線LANカード『WN-WAG/CB』をセットにしたモデルで、『WN-WAG/R-U』は、無線LAN USBアダプター『WN-WAG/US』をセットにしたモデル。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン