ソフォス(株)は13日、4月から9月までの6ヵ月間のスパム最多配信国ワースト12に関する調査結果を発表した。それによると、スパム送信国ワースト1は前回同様アメリカとなったが、アメリカの送信比率は昨年より減少しているという。
スパム送信国ワースト12
- アメリカ(26.35%、昨年:41.50%)
- 韓国(19.73%、昨年:11.63%)
- 中国(香港含む)(15.70%、昨年:8.90%)
- フランス(3.46%、昨年:1.27%)
- ブラジル(2.67%、昨年:3.91%)
- カナダ(2.53%、昨年:7.06%)
- 台湾(2.22%、昨年:0.86%)
- スペイン(2.21%、昨年:1.04%)
- 日本(2.02%、昨年:2.66%)
- イギリス(1.55%、昨年:1.07%)
- パキスタン(1.42%、New Entry)
- ドイツ(1.26%、昨年:1.02%)
その他が18.88%(昨年:18.10%)。
アメリカ/韓国/中国からのスパムが全スパムの50%以上を占めているが、アメリカとカナダはスパム送信者の比率を軽減させることに成功しており、同社ではアメリカのコンピューターから送信されるスパムの急減にはスパム送信者への実刑判決、法律の強化、優れたセキュリティーシステムなど数々の要因があると見ている。