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ボーダフォン、“LOVE定額”を発表――「一番愛している人をひとり決めてください」

2005年10月11日 14時44分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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CMタレントとしては、アイドルグループ“V6”の岡田准一さんを引き続き起用する
CMタレントとしては、アイドルグループ“V6”の岡田准一さんを引き続き起用する

ボーダフォン(株)は11日、オプション料金プランの“LOVE(ラブ)定額”を発表した。これは、あらかじめ指定したボーダフォンの携帯電話機1件への通話とメールが、月額315円で受発信し放題になるというもの。またテレビ電話サービス“TVコール”の通信料も半額になる(いずれも国内での利用に限って適用)。LOVE定額に加入できる基本料金プランは“バリューパックプレミア”“バリューパック”“ライトコールパック”など8つで、申し込み受付は11月1日開始。LOVE定額は、“メール定額”“デュアルパケット定額”などのオプション料金プランとも併用可能だ。



「消耗戦ではない」

執行役副社長の野副正行氏
執行役副社長の野副正行氏。ソニー(株)の出身で、業務執行役員 上席常務、FeliCaビジネスセンター担当役員、放送メディア推進室担当役員などを歴任。9月にボーダフォン執行役副社長に就任したばかり

執行役副社長の野副正行(のぞえ まさゆき)氏によれば、ボーダフォンは、メール定額/家族通話定額/デュアルパケット定額という3つの定額料金プランを4月に発表したが、契約者から支持を受けて6月~9月は契約数が純増。冬商戦は、音楽再生対応機/GPSナビゲーション対応機/FeliCaチップ搭載機と製品の層を厚くする一方で、各種定額料金サービスをそろえ、足元を固める戦略をとる。

また、LOVE定額の導入によりARPU(1ユーザー当たりの平均収入)は「大きく変化することはない」と見ているほか、LOVE定額の契約によって携帯電話機を使ったコミュニケーションが増えることに期待し「サービス全体の底上げになるので“消耗戦”とは考えていない」という。なお、今後の定額サービスの拡充については「将来のことについてはお話できる立場にない。しかし、コミュニケーションがよりリッチになるならば」と含みをもたせた。



「これは“事件”」

記者発表会では、6月より同社CMに起用されているタレントの岡田准一さんが登場。LOVE定額の内容を知った岡田さんは「これは“事件”」と驚き、「若者の心を分かっている。(クリスマス、バレンタインデーと)これから愛の深まる時期に、みんなが喜ぶのでは」と若者の目線で期待を述べた。なお、「本発表会でのタレントに関する肖像のインターネットへの掲載は固く禁止」というアナウンスがあり、本記事では岡田さん本人を除いた写真を掲載する。

「11月1日までに、あなたの一番愛している人をひとり決めておいてください」という文字がスクリーンに投影された
プレゼンテーションの最後に「11月1日までに、あなたの一番愛している人をひとり決めておいてください」という文字がスクリーンに投影された。もちろん、恋人同士でなくても、夫婦でも、友人でも、親子でも、記事冒頭の条件を満たせば契約できる


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