BIOSTARから“nForce4 Ultra”を採用したオーバークロック向けマザーボード「TForce4 U」が登場した。製品には、オーバークロックの手順を記した専用のマニュアルが同梱されている。
“nForce4 Ultra”チップセット搭載のBIOSTAR製マザー「TForce4 U」 |
マザーボード上には“Over Voltage IC”と呼ばれる電圧制御ICや、“Memory Over Voltage Jumper”というメモリの電圧を変更するジャンパを備えている。また、オーバークロックに失敗したときに直ちにリセットしたり、電源をON/OFFできるように、電源/リセットボタンを用意しているのが特徴だ。 もうひとつの特徴として、AGP対応のビデオカードを使用できることが挙げられる。“nForce 4 Ultra”は本来AGPをサポートしないチップセットだが、同社が“XGP”と呼ぶAGP互換のスロットを搭載しているため、PCI Express x16のほか、AGP対応のビデオカードも使用可能だ。FSBは2000MHzをサポート。拡張スロットはXGPスロット×1、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3。対応メモリはデユアルチャンネル対応のDDR400で最大4GBまで搭載可能。4つのSerial ATA IIポートはチップセットによるRAID 0/1/0+1をサポートする。主なオンボード機能はギガビットイーサ、8chサウンドなど。マニュアルやケーブルなどの付属品は専用のバッグに収納されているほか、マイク付きイヤホンと、USB接続の携帯電話充電ケーブルが同梱されている。価格はフェイスで1万1970円。