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【CEATEC JAPAN 2005レポート Vol.7】NTTドコモ、ワンセグ対応ケータイとモバHO!対応ケータイを展示

2005年10月04日 23時54分更新

文● 島 徹

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのブースでは、9月に発表した新機種の数々を展示。ここではモバイル機器向け地上デジタルテレビ放送“ワンセグ”に対応した『P901iTV』や有料デジタル衛星放送の“モバHO!”に対応した『MUSIC PORTER X』を紹介する。いずれも“FOMA”サービスに対応する携帯電話機だ。

P901iTV MUSIC PORTER X
P901iTVMUSIC PORTER X

地デジ放送が見られる『P901iTV』

ワンセグ対応のP901iTVは、来場者が触れる状態で展示されていた。『P506iC』(2004年6月発表)に似た2軸ヒンジ構造によるディスプレー部の回転が特徴で、ディスプレー部を反転して折り畳んだ状態でも番組を視聴できる。ワンセグ放送の連続視聴時間は2.5時間以上となる予定だ。

P901iTVP901iTV。テレビ番組と文字情報によるコンテンツも同時に表示できる。会場内では各放送局の番組を受信できた
ディスプレー部を直角に回転した状態 内蔵アンテナを伸ばした状態
ディスプレー部を直角に回転した状態。画面表示も合わせて回転している内蔵アンテナを伸ばした状態。携帯型テレビのようにも扱える

モバHO!の音楽番組が聴ける『MUSIC PORTER X』

“放送系”携帯電話機としては、“モバHO!”に対応したMUSIC PORTER Xも紹介されていた。実機には触れられなかったものの、モックアップと実際のサービスのデモを流した端末を展示していた。モバHO!は、個人/移動体向けにSバンド(2.6GHz帯)を利用する有料の衛星デジタル放送で、MUSIC PORTER Xではその音楽番組を聴取できるほか、1GBの内蔵メモリーに番組を録音することも可能。モバHO!の聴取に関する課金方法やiモードとの連携など詳細は、開発中ということで未定となっている。モバHO!受信時間は約2時間。

そのほかMUSIC PORTER Xは、付属のパソコン用ソフトとUSBケーブルを使い、音楽CDをATRAC3/ATRAC3plus/MP3/AACのフォーマットで録音し、携帯電話機の内蔵メモリーに録音して聴くこともできる。連続音楽再生時間は20時間。

モバHO!の番組を携帯電話機で録音するイメージモバHO!の番組を携帯電話機で録音するイメージ。番組名や、内蔵メモリーの残量など示されている。メインディスプレーは大型の2.8インチ(240×400ドット)液晶パネルを搭載
本体はスライド式のデザイン スライドボタンを押しているところ
本体はスライド式のデザインスライドボタンを押しているところ
スライド式のデザインで、左側面のスライドボタンを押すと、液晶ディスプレー側がスライドして数字キー部分が出てくる。スライドボタン以外では開かない
左側面 右側面
左側面は上部にイヤホン端子、下部にキーロック用のスイッチを搭載する右側面には充電用端子を搭載。下部の2つのキーは、向かって左がマルチタスクキー、右がミュージックプレーヤーの機能に関連するキーだろうか
内蔵のスピーカーはモノラル
内蔵のスピーカーはモノラル。音楽番組を高音質で楽しむには、ステレオイヤホンが必要

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