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RSAセキュリティ、電子署名とタイムスタンプを付与するための開発キット『RSA BSAFE e-文書法対応ライブラリ』を発売

2005年10月04日 20時44分更新

文● 編集部

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RSAセキュリティ(株)は4日、電子文書に電子署名とタイムスタンプを付与してe-文書法に対応するための開発者向けツールキット『RSA BSAFE e-文書法対応ライブラリ』の提供を同日付けで開始すると発表した。価格は利用形態により異なり、社内システムのデベロッパーライセンスのスターターキットで350万円など。

『RSA BSAFE e-文書法対応ライブラリ』は、電子文書の原本性を証明するために必要な電子署名やタイムスタンプの機能を実装するためのツールキットで、電子署名(RFC3126準拠)とともに、第三者機関が作成時刻を証明するタイムスタンプ(RFC3161)を電子文書に付与できるため、タイムスタンプの時刻に電子文書が存在していた存在証明と、タイムスタンプの時刻以降に改ざんされていないという非改ざん証明が可能になるのが特徴。小型情報端末向けの暗号ライブラリー“RSA BSAFE MicroEdition”を利用したC言語用のライブラリーとなっており、電子署名における暗号処理には『RSA BSAFE暗号ツールキット』を利用している。複合機/スキャナーなどへの組み込み用ソフト開発からパソコン/ワークステーション向けのアプリケーション開発に利用できるとしている。

なお、タイムスタンプサービスは、(財)日本データ通信協会のタイムビジネス認定センターより時刻認定業務認定業者(TSA)認定を取得しているアマノ(株)の“アマノタイムスタンプサービス3161”と(株)PFUの“PFUタイムスタンプサービス”に対応しており、タイムスタンプサービスを利用する場合はアマノまたはPFUと契約することになる。

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