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“2005年度グッドデザイン賞”が発表──大賞候補の“ベスト15”にiPod shuffleが選出

2005年10月03日 18時33分更新

文● 編集部 小林久

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喜多俊之氏
グッドデザイン審査委員長の喜多俊之氏

(財)日本産業デザイン振興会は3日、2005年度の“グッドデザイン賞”(Gマーク)の受賞結果を発表した。2005年度は応募件数3007件に対して1158件が受賞した。そのうちの65件が“グッドデザイン特別賞”。さらに15件が“ベスト15”として選定されている。25日に行なわれる審査会では、ベスト15に選ばれたもののうち1件を“グッドデザイン大賞”、残りの14件を“グッドデザイン金賞”として表彰する。

表彰式では“ベスト15”のデザイナーがプレゼンテーションを行ない、全受賞者と審議委員、審査委員による投票で“デザイン・オブ・ザ・イヤー”となる大賞が選出される。

本日行なわれた発表会では、デザイナーで2005年度グッドデザイン賞審査委員長を務める喜多俊之(きた としゆき)氏などが出席。特別賞の受賞には至らなかったが「台湾や韓国など海外からの積極的な応募があった」こと、来年に同賞が50周年を迎えることを記念して「イタリア・ミラノで展示会を行なうため準備を進めている」などと述べた。

また、喜多氏は「グッドデザイン賞はコピー大国日本からの脱却をテーマに始められたものだが、日本のプロダクトデザインは世界的にもオリジナリティーの高いものとして評価されるようになった」「世界的にみてもここまで大規模なデザインアワードは例がないのではないか」とコメント。日本のプロダクトデザインに対してグッドデザイン賞が果たした役割を強くアピールした。

なお、デジタル関連製品では、アップルコンピュータ(株)の『iPod shuffle』が唯一特別賞のベスト15に選出された。

審査委員の評価コメントを引用すると次のとおり。

機能だけを形にしたミニマムなコンセプトとスマートでシンプルに表現されたフォルムが美しく、このカテゴリーの中ではそのオリジナリティと完成度は群を抜いている。表示のない割り切りとコンパクトな造形、さらにその機能をそのまま表現したネーミング、コストパフォーマンスとどれをとっても大胆な発想が生かされている。

また、日本電気(株)の企業広告と環境活動を関連させた体験型のウェブサイト“ecotonoha”も「ウェブデザインとしてクオリティーが非常に高く、インタラクション性にも優れている。同時に、企業広報活動や環境活動としても成立している点が画期的であり、コーポレートコミュニケーションのデザインとして高く評価した。」という理由で、ベスト15に選出された。それ以外の受賞デザインに関しては、グッドデザイン賞のウェブサイトで確認できる。



iPod shuffle特別賞のベスト15に選出された『iPod shuffle』
ecotonoha
同じくベスト15に選出されたNECのウェブサイト“ecotonoha”

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