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IIJとIIJ-MC、DV over IPで高品位ライブ映像をインターネットで配信――“LIVE! ECLIPSE 2005 Annular”で

2005年09月28日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)インターネットイニシアティブと(株)アイアイジェイメディアコミュニケーションズは28日、非営利団体のライブ!ユニバースが10月3日(日本時間)にスペインのマドリッドから配信する金環日食“LIVE! ECLIPSE(ライブ・エクリプス) 2005 Annular(アニュラー)”を、DV信号を圧縮せずにインターネット上で配信できるDV over IP技術により、CATV向けに高品位で配信すると発表した。

ライブ映像は、旭川ケーブルテレビ(株)(北海道旭川市)、射水ケーブルネットワーク(株)(富山県新湊市)、エルシーブイ(株)(長野県諏訪市)、九州テレ・コミュニケーションズ(株)(長崎県佐世保市)、(株)シー・ティー・ワイ(三重県四日市市)、(株)長崎ケーブルメディア(長崎県長崎市)、CTBメディア(株)(大分県別府市)などのCATV向けに配信され、通常のCATV番組として視聴できる。

今回のDV over IPによる配信はネットワークの状況やアプリケーションの状態を複合的に計測することで、インターネット上での高品質映像配信のクオリティーを検証し、今後のサービスレベルの向上をめざすための実験として実施するもの。

ちなみに、“LIVE! ECLIPSE 2005 Annular”では、高精細全天映像によるドーム投影、CRN Forum 配信およびQuality WG実験、地域間相互接続実験プロジェクト(RIBB II)映像配信実験、超高速ハードウェアウェブサーバーを用いたポータルサイト配信実証実験、東北大学サイエンスカフェ・スペシャル“金環日食ライブ中継”、トラフィックモニタリング実験、日本語ドメイン名を用いたアクセス評価、FlashVideo配信実験など計9種類の実験が行なわれる。 高精細全天映像によるドーム投影では、静止画を30秒ごとに和歌山県田辺市のデジタルプラネタリウムで投影 するという。

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