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富士通、2005年秋冬モデルを発表――従来より大幅に薄くなったLOOX Tなど31モデルを発売

2005年08月26日 23時07分更新

文● 編集部 小林久

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富士通(株)は25日、デスクトップパソコン“FMV-DESKPOWER”シリーズとノートパソコン“FMV-BIBLO”シリーズの2005年秋冬モデルを発表した。デスクトップは4シリーズ13モデル。ノートパソコンは4シリーズ18モデルをラインアップする。価格はいずれもオープンプライス。9月2日から順次出荷する。

注目は8mmの薄型化に成功したLOOX Tシリーズ

今回の目玉は、何と言っても筐体を一新し、約8mmの薄型化に成功したB5サイズ2スピンドルノート“FMV-BIBLO LOOX T”シリーズだ。 マグネシウム合金製のボディーを採用し、基板面積を従来比80%に縮小することで、24.8mmと大幅に薄型化した。また、液晶パネルのバックライトをLED方式とすることで輝度を20%向上したほか、DVDドライブの軽量化(従来比70%)などにより、重量も標準添付の『内蔵バッテリパック(L)』を装着し、ドライブベイに光学式ドライブを搭載した状態で1.37kgと従来機種より、約130g軽くすることにも成功している。

LOOX T70M/T LOOX T50M
LOOX T70M/TLOOX T50M

LOOX Tシリーズには、超低電圧版Pentium M 753-1.2GHz搭載でテレビチューナーユニットが付属する『LOOX T70M/T』、T70M/Tと同一のスペックでチューナーが付属しない『LOOX T70M』、超低電圧版Celeron M 383-1GHzを搭載した『LOOX T50M』の3モデルがあり、本来カラーはPentium M搭載モデルが“マーズレッド”(赤土のような色)、Celeron搭載モデルが“レザーホワイト”(マット調の白)となる。また、マット調ブラックの筐体も同社直販サイトWEBMART限定で購入できる。

実売価格はLOOX T70M/Tが27万円台前半、T70Mが25万円前後、T50Mが22万円前後。発売は9月10日。

機能面では電源ボタン横に“省電力ボタン”を新搭載し、ワンタッチで液晶輝度を変更したり、IEEE1394端子やDVDドライブへの電源供給をストップすることが可能になった。また、USB 2.0ポートを3つに増やし、メモリーカードスロット(ダイレクトメモリスロット)にはxDピクチャーカードを直差しできるようになった。また、LOOX T70/Mに付属するヘッドホンは従来のインナーイヤー式から(株)オーディオテクニカ製の耳掛けタイプに変更となった。

本体はファンレスで約20dBの静粛性を確保。付属の6セルバッテリー使用時では8.4時間、別売の『増設用バッテリーユニット』(FMVNBT26、価格1万7640円)の追加で最大11.3時間のバッテリー駆動を行なえる。

CPUとメモリー容量、テレビチューナーの有無以外の基本使用は共通で、チップセットがインテル915GMS Express、HDD容量が60GB、液晶ディスプレーが10.6インチで解像度1280×768ドットの“高輝度・低反射スーパーファイン液晶”となる。店頭モデルに付属するドライブは、スーパーマルチドライブ(DVD+R DL対応)で、IEEE 802.11a/b/g対応の無線LAN機能も装備する。メモリーはT70M/TとT70Mが標準512MB(最大2GB)、T50Mが標準256MB(最大1GB)。PC4200対応のMicro DIMMモジュールを使用する。

本体サイズは幅271×奥行き209.5×高さ24.8~28.5mmで、重量は1.27kg(ベイカバー使用時)。OSはWindows XP Home Edition(SP2)。直販モデルではカスタムメイドが可能で、メモリー容量や光学式ドライブなどを変更できる。

BIBLOのシリーズ構成は夏モデルと同様──CPUなど基本性能をアップ

ノートパソコンの“BIBLO NX”“BIBLO NB”“BIBLO MG”シリーズに関しては、基本的に4月に発表された夏商戦モデルのマイナーアップグレードという位置づけ。CPUクロックやメモリ/HDD容量の変更など、小規模な変更にとどまっている。

nx90m/w
BIBLO NX 90M/W

ハイエンドの“BIBLO NX”は17インチワイド液晶パネル(解像度1440×900ドット)を搭載。『NX90M/W』1モデルをラインアップする。想定価格は34万円弱で、発売は9月10日を予定している。

基本仕様は夏モデルの『NX90L/W』とほぼ同等だが、高画質化技術の“Dixel”が強化され、フルデジタルの信号処理、3次元DNR(デジタルノイズリダクション)、10bit A/Dコンバーターといった機能が利用できるようになった。またキーボード上部にはワンタッチでテレビ録画を開始できる“録画ボタン”を追加した。

CPUにPentium M 750-1.86GHz、標準512MBメモリー、HDD容量が200GB(100GB×2)、チップセットがインテル915PM Expressという構成で、スーパーマルチドライブ(DVD±R DL対応)を搭載する。本体サイズは幅405×奥行き295×高さ44~45mmで、重量は約4.5kg。OSはWindows XP Home Edition。



BIBLO NB90L/W
BIBLO NB90L/W

中核モデルの“BIBLO NB”シリーズは、17インチワイド液晶パネル(解像度1440×900ドット)または15型液晶パネル搭載の10モデルをラインアップ。15インチモデルは上位6機種が“スーパーファイン DXII液晶”、下位2機種が“スーパーファイン液晶”となる。NXシリーズ同様、“Dixel”の機能強化を行なったほか、無線LAN搭載機も増え、エントリーモデル2機種以外の全モデルがIEEE 802.11a/b/g対応のトリプルワイヤレスLANモジュールを装備する。発売は9月2日。

17型ワイド液晶パネル搭載の2モデルはPentium M 740-1.73GHzを搭載した『NB90L/W』(実売価格25万円前後)とCeleron M 360J-1.40GHz搭載の『NB60L/W』(実売価格22万円前後)。NB90L/Wの仕様は夏モデルとほぼ同等。NB60L/WのHDD容量は従来機(NB60L/W)より20GB増えた。



BIBLO NB40M
BIBLO NB40M

15型液晶搭載のモデルでは、ローエンドに低電圧版のSempron 2400+-1.6GHzを搭載した40番台の機種『NB40M』が新たに追加された。NB40Mはメインメモリーが標準256MBのDDR SDRAM(PC2700)、内蔵ドライブがCD-RW&DVD-ROMのコンボドライブになるなど低コストを追求した製品で、実売価格は15万円前後になる。

ハイエンドの『FMVNB75M/T』(実売価格23万円強)はCPUがPentium M-740-1.73GHzに変更された(実売価格23万円台前半)。FMVステーションセットモデルの『FMVNB75MTS』(実売価格29万円前後)も引き続き用意されている。



BIBLO MG70M/T
BIBLO MG70M/T

モバイルノートの“BIBLO MG”シリーズには14.1インチXGA表示に対応した“MG70”シリーズと13.3インチXGA表示対応の“MG50”シリーズの2種類。モバイルテレビ機能の有無で合計4モデルがある。実売価格はテレビモデルの『MG70M/T』が24万円台前半、『MG50M/T』が21万円台前半。テレビなしの『MG70M』が22万円代前半、『MG50M』が19万円前後。発売は13.3インチの2モデルが先行して9月2日。14.1インチの2モデルが9月10日になる。

秋冬モデルでは、モバイルテレビ搭載モデルではWindowsを起動せずにテレビ視聴が行なえる“インスタントMyMedia”を新規採用したほか、LOOX Tと同じヘッドホンを同梱している。



省スペースデスクトップのCEシリーズは筐体を一新

DESKPOWER CE70M9V
DESKPOWER CE70M9V

デスクトップパソコンでは、省スペースデスクトップの“FMV-DESKPOWER CE”シリーズの筐体と付属の液晶ディスプレーのデザインが一新され、本体の容積は従来のPentium 4搭載モデルとの比較で22%小さい11Lとなった。

上位のCE70シリーズにインスタントMyMediaの機能を追加。17インチ液晶ディスプレーには従来の1W+1Wを上回る3W+3Wのスピーカーが搭載された。チタン振動板の採用によりキレのある高音域と低音の迫力が増したという。

Pentium 4 640-3.2GHz搭載の上位機が2モデル。Sempron 3400+2GHzを搭載した下位機が4モデルという構成。

実売価格は、Pentium 4 640搭載でテレビチューナー付きの19インチ液晶ディスプレーが付属する『CE70M9V』が27万円前後、17インチ液晶ディスプレーが付属する『CE70M7』が23万円前後。 Sempron 3400+搭載で19インチ液晶ディスプレーが付属する『CE60M9』が22万円前後、17インチ液晶が付属する『CE55M7』が20万円前後、CE55M7にFMVステーションをセットにした『CE55M7/S』が25万円前後、ローエンドの『CE50M7』が18万円台前半。発売は9月2日。

“DESKPOWER TX”“DESKPOWER LX”“DESKPOWER H”の3シリーズに関しては、基本的に従来機種のマイナーアップグレードという位置づけ。



DESKPOWER TX90M/D
DESKPOWER TX90M/D

DESKPOWER TXは32型ワイド液晶パネル(解像度1366×768ドット)採用の一体型マシンで、地上デジタル/BSデジタル/110度CSチューナーを搭載した上位機の『TX90M/D』(実売価格42万円前後)とアナログチューナーのみの『TX70M』(実売価格34万円前後)の2モデル。録画中であることを知らせる録画ランプを新たに追加したほか、スーパーマルチドライブはDVD-R DLにも対応した。CPU、メモリー容量、HDD容量も強化されており、TX90M/DはPentium 4 630-3GHz、標準1GBメモリー、600GBのHDDを搭載。TX70MはPentium 4 516-2.93GHz、標準512MBメモリー、500GBのHDDを搭載する。本体サイズは幅944×奥行き290×高さ644mm。重量は約42kg。



DESKPOWER LX55M
DESKPOWER LX55M

液晶一体型デスクトップのDESKPOWER LXは、20インチのワイド液晶パネル(解像度1366×768ドット)採用で、CPUにPentium 4 630-3GHzを搭載した『LX90M/D』が実売価格30万円前後、Celeron D 341-2.93GHzの『LX70M』が実売価格23万円前後。

スクエアタイプの17インチ液晶パネル(1280×1024ドット)を採用し、Pentium 4 516-2.93GHzを搭載した『LX55M』が実売価格21万円台前半、Celeron D 341-2.93GHzを搭載した『LX50M』が実売価格21万円台前半という構成。発売は9月2日となる。

DESKPOWER TXと同様に録画ランプやDVD±R DL対応のスーパーマルチドライブを搭載する。最上位の『LX90M/D』は地上デジタル/BSデジタル/110度CSチューナーを内蔵。本体サイズと重量は20インチ液晶パネル搭載モデルが幅662×奥行き270×高さ430mm/18kg。17インチ液晶パネル搭載モデルが幅530×奥行き270×高さ448mm/重量16.5kg。



DESKPOWER H70M9V
DESKPOWER H70M9V

DESKPOWER Hは横置き設置に対応し、19インチのテレビチューナー内蔵液晶ディスプレーが付属するセパレートタイプのデスクトップ。CPUにデュアルコアのPentium D 820-2.8GHzを搭載した『H70M9V』1モデルのみを用意する。実売価格29万円前後。

標準512MBのメモリー(デュアルチャンネルDDR2 SDRAM、PC4200)、500GBのHDD、インテル945G Expressチップセット、DVD±R DL対応のスーパーマルチドライブ、アナログチューナーなどを装備する。本体サイズは幅446×奥行き410×高さ102mmで、重量は12kg。発売は9月15日。



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