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NTT東日本/西日本、“防災用ブロードバンド伝言板『web171』”の試行サービスを提供

2005年08月26日 21時20分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は26日、大規模災害発生時などにインターネットを利用して被災地内の家族/親戚/知人などの安否などを確認できるサービス“防災用ブロードバンド伝言板『web171』”の試行提供を行なうと発表した。防災週間(30日から9月5日まで)に合わせて提供する。

サービス概要
サービス概要

NTT東日本/西日本では、大規模災害などで被災地への電話がつながりにくくなった場合に、被災地の家族/親戚/知人などの安否を音声で確認できるサービス“災害用伝言ダイヤル(171)”を提供しているが、インターネットの普及拡大に伴い、大規模災害発生時にインターネットを利用し、音声やテキストなどを融合した新たな安否確認サービスへの要望があることから、“災害用伝言ダイヤル(171)”を補完する新たな安否確認サービスとして“防災用ブロードバンド伝言板『web171』”を提供するもの。今回の試行提供は、サービス面や技術面などの検証を行なうために実施するという。

安否情報(伝言)の新規登録は、“伝言の新規登録”ページにアクセスし、被災地内の自宅などの電話番号あるいは氏名/パスワード併用により行なう。新規登録は1電話番号に対して1回のみ。登録された安否情報(伝言)の閲覧や追加登録は、“伝言の閲覧・追加登録”ページで行なえる。

伝言は、テキスト(全角100文字以下)で、ファイルを添付することも可能。対応ファイル形式は、音声がWAV(1MB以下)、静止画がJPEG(1MB以下)、動画がWMV/AVI(10MB未満)。安否情報の保存期間は48時間。

登録可能エリアは全国で、登録可能電話番号(被災地電話番号)は、被災地内の固定電話番号(携帯電話番号やIP電話番号などの利用も可能)。対応端末はインターネットに接続できるパソコンや携帯電話機など。ただし携帯電話機では新規登録は行なえない。

NTT東日本/西日本では、2006年10月をめどに本格提供を検討するとしている。

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