CPU、HDD、VISITALを強化したワイド液晶ディスプレー一体型
――VALUESTAR W
VALUESTAR Wの主なスペック
- VW900/DD
- HT対応Pentium 4 630-3GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約400GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載ダブルTVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/26インチWXGA(1360×768ドット)高輝度デジタル液晶ディスプレー内蔵
- 30万円前後
- VW700/DD
- Celeron D 341-2.93GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載ダブルTVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/20インチWXGA(1360×768ドット)“スーパーシャインビューEX2液晶”ディスプレー内蔵
- 24万円前後
『VALUESTAR W』の下位モデル、『VW700/DD』 |
今年の夏モデルで初登場したVALUESTAR Wは、家電としての大画面ワイドTVとパソコンの親和性を図った液晶一体型デスクトップ。TVチューナーを2系統搭載し、一方は視聴専用となるものの、“インスタント視聴”機能でTVを見ながら、背後でWindows XPを起動してパソコンの立ち上げを待つ、というユニークな使い方ができるのが本機の特徴だ。
全機種ならの変更点としては、CPUの高速化、HDDの増加、VISITALの改良(ソフトウェアによる高画質化)、ならびに光ドライブのDVD±R DL(デュアルレイヤー、2層メディア)対応などが挙げられる。
主なスペックは、通信機能は10/100BASE-TX準拠のEthernet、V.90準拠の56kbpsファクスモデムを搭載。インターフェースは、USB 2.0×5/IEEE 1394(4ピン)×1/ビデオ出力(S-Video)/ビデオ入力(S-Video×2/コンポジット×2)/オーディオ入出力(光デジタル出力含む)など。拡張スロットは、PCカード(Type II×2もしくはType III×1、CardBus対応)/トリプルメモリースロット×1。
消費電力はHT対応Pentium 4モデルが標準約202W/最大約319W/スタンバイ時約6.8W、Celeron Dモデルは約157W/約276W/約6.9W。本体サイズと重量は、VW900/DDが幅794×奥行き289×高さ507mm/約29kg、VW700/DDは幅640×奥行き279×高さ437mm/約24kg。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP2。
Wチューナー搭載モデルやエントリーモデルを追加した液晶ディスプレー一体型
――VALUESTAR SR
VALUESTAR SRの主なスペック
- VR770/DD
- HT対応Pentium 4 630-3GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載ダブルTVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/19インチSXGA(1280×1024ドット)“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレー内蔵
- 25万円台半ば
- VR700/DD
- Celeron D 341-2.93GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載ダブルTVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/19インチSXGA(1280×1024ドット)“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレー内蔵
- 23万円前後
- VR500/DD
- Celeron D 341-2.93GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載ダブルTVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/17インチSXGA(1280×1024ドット)“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレー内蔵
- 21万円前後
- VR300/DD
- Celeron D 341-2.93GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 256MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約250GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/17インチSXGA(1280×1024ドット)“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレー内蔵
- 18万円前後
『VALUESTAR SR』の上位機種。19インチ“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレー内蔵モデル | 『VALUESTAR SR』の下位機種。下位機種は17インチ“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレーを内蔵する |
VALUESTAR SRは5:4のSXGA表示液晶ディスプレーを一体化し、一人暮らしの部屋や書斎などにも置きやすい比較的コンパクトな一体型デスクトップ。上位3機種は2系統のTVチューナー&MPEG-2エンコーダーを内蔵し、2番組同時録画&視聴が可能になった。最下位機種はTVチューナー&MPEG-2エンコーダーを1系統にし、HDDやメモリーを抑えることで実売価格18万円前後を実現したエントリーモデル。
従来機種と比べると、CPUの高速化、HDDの増加、光ドライブのDVD±R DL対応、VISITALの強化などが挙げられる。主なスペックは、通信機能として10/100BASE-TX準拠のEthernet、V.90準拠の56kbpsファクスモデムを搭載。インターフェースは、USB 2.0×6/IEEE 1394(4ピン)×1/ビデオ入力(S-Video/コンポジット)/オーディオ入出力(光デジタル出力含む)など。拡張スロットは、PCカード(Type II×2もしくはType III×1、CardBus対応)、およびトリプルメモリースロット。
消費電力は標準約112~130W/最大約199~216W/スタンバイ時約2W、本体サイズと重量は、幅472×奥行き258×高さ465mm/約20.1kg。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP2。
普及モデルのスリムデスクトップにも20インチワイドセットモデルが
――VALUESTAR L
VALUESTAR Lの主なスペック
- VL980/DD
- HT対応Pentium 4 640-3.20GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載地上デジタル&BS・110度CSデジタル対応TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/20インチWSXGA+(1680×1050ドット)“スーパーシャインビューEX2液晶”ディスプレー付属
- 26万円前後
- VL770/DD
- HT対応Pentium 4 630-3GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載ダブルTVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/20インチWSXGA+(1680×1050ドット)“スーパーシャインビューEX2液晶”ディスプレー付属
- 25万円前後
- VL590/DD
- Pentium 4 516-2.93GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/17インチSXGA(1280×1024ドット)“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレー付属
- 22万円前後
- VL570/DD
- Celeron D 341-2.93GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約300GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載ダブルTVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/17インチSXGA(1280×1024ドット)高輝度デジタルTFT液晶ディスプレー付属
- 21万円前後
- VL500/DD
- Celeron D 341-2.93GHz/Intel 915GV/PC3200対応DDR SDRAM 512MB(最大2GB)/チップセット内蔵機能/約250GB HDD/DVD±R DL対応スロットインDVDスーパーマルチドライブ/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー/17インチSXGA(1280×1024ドット)“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレー付属
- 19万円前後
『VALUESTAR L』の20インチディスプレーセットモデル |
VALUESTARの中では最もスタンダードなスリムデスクトップ筐体で、最もバリエーションの豊富な“VALUESTAR L”シリーズ。新たに上位2モデルに20インチワイド液晶ディスプレーセットモデルを追加し、ダブルチューナー搭載モデル(2機種)と地上デジタル&BS/110CSデジタル放送対応モデル(1機種)も用意され、TV視聴・録画の目的に応じて選択肢が拡がった。
『VALUESTAR L』の17インチ“スーパーシャインビューEX液晶”ディスプレーセットモデル |
上記以外の主なスペックは、通信機能として10/100BASE-TX準拠のEthernet、V.90準拠の56kbpsファクスモデムを搭載。インターフェースは、USB 2.0×6/IEEE 1394(4ピン)×2/DVI-I出力/ビデオ入力(S-Video/コンポジット)/オーディオ入出力(光オーディオ出力含む)など。拡張スロットは、PCI×2、PCカード(Type II×2またはType III×1、CardBus対応)、トリプルメモリースロット×1。ドライブベイは3.5インチ×1(空きなし)、5インチ×1(空きなし)。
消費電力は標準約90~112W/最大約202~228W/スタンバイ時約2.1W、本体サイズと重量は、幅100×奥行き366×高さ332mm/約9.5kg(VL980/DD)もしくは約9.3kg。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP2。
なお、NECの直販サイト“NEC Direct”では、店頭モデルについてCPUの種別やメモリー、HDDの容量などをカスタマイズして購入できるC.T.O.メニューを用意している。具体的には、『VALUESTAR X』に相当する『VALUESTAR G タイプX』ではPentium D 840-3.20GHz、HDD 500GB×4台構成で1TBのミラーリング(RAID 1)や2TB(RAID 0)などの構成が選べる。価格や変更可能なスペックなどの詳細については、NEC Directを参照いただきたい。