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日本HP、日本人デザイナーによる12.1インチワイド液晶搭載ノートパソコン『HP Compaq nx4300 Notebook PC』など2機種6モデルを発売

2005年08月22日 17時38分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は22日、日本人デザイナーを採用したアジア独自開発の12.1インチワイド液晶パネル搭載モバイルノートパソコン『HP Compaq nx4300 Notebook PC』3モデルと、15.4インチワイド液晶パネルを搭載したマルチメディアノートパソコン『HP Compaq nx7200 Notebook PC』3モデルの販売を同日より順次開始すると発表した。中級/上級ユーザーを中心に、直販サイト“HP Directplusオンラインストア”とコールセンター“HP Directplusコールセンター”(TEL.03-6416-6777)で販売する。

液晶パネル/キーボード面 トップカバー
液晶パネル/キーボード面トップカバー
『HP Compaq nx4300 Notebook PC』

『HP Compaq nx4300 Notebook PC』は、日本を始めとするアジア圏向けに日本人デザイナーによる独自設計の筐体を採用したモバイルノート。トップカバーにはヘアライン仕上げが施され、パネルとキーボード面がシルバーで統一されているほか、12.1インチワイド(WXGA:1280×768ドット/1677万色)の“ウルトラクリアビュー液晶”パネル、光ドライブ(CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブやDVDスーパーマルチドライブなど)を搭載し、重量を1.832kgに軽量化したのが特徴。本体サイズは幅300×奥行き229.5×高さ30.5mm(最薄部25.6mm)。チップセットはグラフィックス機能を統合したインテル915GM Expressを採用し、CPUは通常電圧版のPentium M 740-1.73GHz/Celeron M 360-1.40GHzを搭載。メモリーはDDR2 SDRAM、HDDはUltra ATA/100対応を採用。インターフェースは、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)、10/100BASE-TX、アナログRGB出力、Sビデオ出力、56kbpsモデム、ヘッドフォンなどを装備し、IEEE 802.11g/b準拠の無線LAN機能を搭載する。拡張スロットは、PCカードスロット(Type I/II、CardBus対応)と“4in1メディアスロット”を搭載。キーボードは19.05mmピッチ/2.5mmストロークで、ポインティングデバイスには上下スクローク機能付きタッチパッドを採用している。電源はリチウムイオンバッテリー(6セル)で、約4時間の駆動が可能(同社測定値)。

OSはWindows XP Home Editionをプレインストールし、アプリケーションとして、DVDプレーヤーソフト『WinDVD』、ライティングソフト『Sonic DLA』、ウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus』(60日間試用版)などが付属する。

用途別に“エンターテイメントモデル”(CM360/12WXC/256/40/W/WL/XH/R)、“マルチメディアモデル”(CM360/12WXC/512/60/Y/WL/XH/R)、“ハイパフォーマンスモデル”(CM760/12WXC/512/60/Y/WL/XH/R)の3モデルをラインアップする。“エンターテイメントモデル”は、Celron M 360、256MBのメモリー40GBのHDD、CD-R/RW&DVD-ROMドライブ(DVD-ROM読み出し8倍速/CD-R書き込み24倍速/CD-RW書き換え10倍速)を搭載したエントリーモデル。“マルチメディアモデル”は、メモリーを512MB、HDDを60GB、光ドライブをDVD-RAMの5倍速書き換えに対応したDVDスーパーマルチドライブに変更したモデル。“ハイパフォーマンスモデル”は、“マルチメディアモデル”のCPUをPentium M 740にアップグレードした最上位モデル。

価格は、“エンターテイメントモデル”が10万8990円、“マルチメディアモデル”が11万9700円、“ハイパフォーマンスモデル”が13万9860円。同日付けで販売を開始する(ハイパフォーマンスモデルのみ9月中旬)。

『HP Compaq nx7200 Notebook PC』
『HP Compaq nx7200 Notebook PC』

『HP Compaq nx7200 Notebook PC』は、15.4インチワイド(WXGA)の“ウルトラクリアビュー液晶”パネルを搭載したマルチメディア向けの機種。CPUとチップセットはnx4300と同じで、メモリーは256MBを搭載し、用途別に“エンターテイメントモデル”(CM360/15WXC/256/40/W/WL/XH/R)、“マルチメディアモデル”(CM360/15WXC/256/60/Y/WL/XH/R)、“ハイパフォーマンスモデル”(CM740/15WXC/256/80/Y/WL/XH/R)の3モデルをラインアップする。インターフェースは、USB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)、10/100BASE-TX、Sビデオ出力、アナログRGB出力、56kbpsモデム、マイク、ヘッドフォンを装備し、IEEE 802.11g/b無線LAN機能を搭載する。拡張スロットは、Expresswカード、PCカード(Type I/II、CardBus対応)、“6in1メディアスロット”(SDメモリーカード/メモリースティック(PRO)/MMC/スマートメディア/xDピクチャーカード対応)を搭載する。本体サイズは幅358×奥行き285×高さ33.5mm、重量は約2.95kg(6セルバッテリー搭載時)/約3.26kg(12セルバッテリー搭載時)。駆動時間は6セルバッテリーで約3.5時間、12セルバッテリーで約7時間。キーボードは19.05mmピッチ/2.5mmストロークで、ポインティングデバイスには4ウェイスクローク機能付きタッチパッドを採用している。OSはWindows XP Home Editionで、ライティングソフト『Sonic DigitalMedia Plus』などが付属する。

“エンターテイメントモデル”は、Celeron M 360、40GBのHDD、CD-R/RW&DVD-ROMドライブを搭載するエントリーモデル。“マルチメディアモデル”は、HDDを60GB、光ドライブを2.4倍速DVD+R DL(2層)書き込み対応のDVDマルチドライブ(DVD±R書き込み8倍速/DVD±RW書き換え4倍速など)に変更したモデル。“ハイパフォーマンスモデル”は、CPUをPentium M 740、HDDを80GBにアップグレードした最上位モデルとなる。
価格は、“エンターテイメントモデル”が9万9960円、“マルチメディアモデル”が10万8990円、“ハイパフォーマンスモデル”が12万9990円。同日付けで販売を開始する。

同社では、今回発表した2機種と、6月に発表した14.0インチワイド液晶ディスプレー搭載ノート『HP Compaq nx4820/CT Notebook PC』の3シリーズを個人向けとして販売するとしている。

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