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バッファロー、WDM技術を採用した光メディアコンバーター『LTR2-TX-WFC20』を発売

2005年08月10日 21時18分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは10日、光メディアコンバーターの1芯20kmタイプとして『LTR2-TX-WFC20A』『LTR2-TX-WFC20B』を発売すると発表した。価格は各3万9800円(税別)。9月中旬に出荷の予定。

『LTR2-TX-WFC20A』
『LTR2-TX-WFC20A』

『LTR2-TX-WFC20A』『LTR2-TX-WFC20B』は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)技術を採用し、1芯の光ファイバーで送信と受信を行なえるのが特徴。光ファイバーまたはメタルリンクのトラブルによってリンクが切断された場合に、もう一方のリンクを自動的に切断する“LFP(Link Fault Pass Through)”機能にも対応している。また、最大1536B(バイト)までのフレームをサポートしており、タグVLANのタグフレーム(IEEE 802.1Q準拠の1522B)が透過可能となっている。伝送距離は最大20km(全二重時、半二重では412m)。10/100Mbps、全二重/半二重、“Auto Negotiation”をDIPスイッチで設定することもできる。

インターフェースは、10/100BASE-TX(RJ-45)、100BASE-FX(SC)を装備する。本体サイズは幅70.3×奥行き94×高さ26.2mm、重量は225g。電源はACアダプターを利用し、消費電力は最大5.0W。ACアダプターのサイズは幅33×奥行き44.5×高さ23.5mm、重量は70g。19インチラックマウントキット『LTR-RK10-AC』『LTR-RK10-DC』『LTR-RK10-RPS』にも対応している。

光波長は、Aタイプの『LTR2-TX-WFC20A』が1310nm(Tx)/1550nm(Rx)、Bタイプの『LTR2-TX-WFC20B』が1550nm(Tx)/1310nm(Rx)となっているため、『LTR2-TX-WFC20A』と『LTR2-TX-WFC20B』を対にして通信を行なうことになる。従来モデルの『LTR-TX-WFC20A』や『LTR-TX-WFC20B』を組み合わせることもできる。

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