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CMCソリューションズ、耐火ハードディスク装置“家康”の販売を開始

2005年07月27日 18時04分更新

文● 編集部

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(株)CMCソリューションズは27日、火災/地震/盗難から業務データを守る耐火金庫とハードディスクを一体化した自動バックアップ機能付きの耐火ハードディスク装置“家康”の販売を同日付けで開始したと発表した。ディスク容量が80GBの『Ieyas 80』と100GBの『Ieyas 100』の2モデルをラインアップし、年間サポート契約が必要。価格はオープン。

『Ieyas 80』“家康”『Ieyas 80』

住宅の火災では、多くの場合、温度は482~649度で、45分未満で消火されるという。『Ieyas 80』は、1000度で1時間というUL1時間耐火試験に合格した耐火性能を持ち、年間サポートサービスと合わせて、炎と地震からデータを守ることができるのが特徴。提供するサポートは、本体内の温度とHDDの表面温度を24時間365日監視する“耐火ディスク監視サービス”、現地でエンジニアによる対応も可能な“保守サポートサービス”、火災後に耐火ディスク装置内からデータをリストアーする“耐火ディスク・リカバリーサービス”(パソコンなどの機器の期限付き無償レンタル対応)、電話/メールによる“ヘルプデスクサービス”などで、対応時間は平日の9時30分から18時まで。

『Ieyas 80』の本体サイズは幅438×奥行き470×高さ496mm、重量は60kg。内部のサイズは幅320×奥行き310×高さ350mm(34.7リットル)。扉の開閉はテンキーを利用するタイプで、ボタンライトと液晶パネルを搭載している。空きスペースを耐火金庫として利用できる。

ネットワーク接続アダプター、温度監視機器セット、バックアップソフト、接続ケーブルが付属する。付属バックアップソフトの対応OSはWindows XP/2000/Me/98、Windows Server 2003。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。なお、同製品は、慶應義塾大学環境情報学部武藤研究室、ジェイアール東日本コンサルタンツ(株)、(株)アイ・サイナップと同社との産学共同で開発されたという。

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