本日16時35分頃、千葉県北西部を震源とする東京で震度5強を記録する強い地震が発生した。秋葉原では、1週間のうちでももっとも人出があると思われる土曜の夕方という時間帯だった。果たしてその時、パーツショップではどのような状態にだったのだろうか。
陳列してあったマザーボードが落下。箱が一部つぶれてしまった |
地震直後の通りの様子(牛丼サンボの近く)。歩いている人々はなにか違和感を感じたのか、周りをキョロキョロしている人が多かった |
あるショップでは陳列してあったマザーボードが落下。写真のように箱が一部つぶれてしまった。また、積んであったドライブの山が崩れるなどの被害を受けたショップも。編集部スタッフもたくさんのお客で賑わうショップで地震に遭遇したが、普段よりも大きい揺れのためか一瞬全員が沈黙状態に。しばらく続く揺れに「おっ、かなりゆれてるぞ」などと言う人や「キャッ!」という女性客の小さな悲鳴も聞かれた。
普段からたくさんの商品を陳列するパーツショップだが、編集部が確認した限りでは幸運にも事故に繋がるような被害というものはなかったようだ。ただ改めて秋葉原という街を見てみると、ビルに立ち並ぶ看板や狭い店内に高く積まれた商品、多数の買い物客……など、地震には決して強い街とはいえない場所が多い。アキバに行く機会があったら「今、地震が起きたら自分はどうすれば助かるか?」と改めて考えておくことも必要だろう。
地震後約1時間半経った秋葉原駅電気街口改札。電車はすべて止まっており、1人の駅員に事情を聞くための乗客が殺到していた |
山の手線をはじめほとんどの電車が一時運転見合わせに |
バス乗り場には長蛇の列。タクシーは当然つかまえるのは至難の業 |