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三菱電機、コントラスト比が2000:1のDLPプロジェクター『LVP-XD110』など2製品を発売

2005年07月22日 22時23分更新

文● 編集部

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三菱電機(株)は21日、“三菱データプロジェクター”の新製品として、鏡面の裏側をダークメタル(黒色)化した新DMDを採用し、コントラスト比を2000:1、輝度を1600ルーメンに高めたDLP方式のデータプロジェクター『LVP-XD110』『LVP-SD110』を28日に発売すると発表した。価格はオープン。

『LVP-XD110』と『LVP-SD110』
『LVP-XD110』(左)と『LVP-SD110』(右)

『LVP-XD110』は、解像度が1024×768ドットの0.55インチDMDと、最小投写距離が1.9m(60インチ画面の場合)の短焦点光学系を採用し、40~300インチの投写が可能なプロジェクター。光源ランプの温度制御を最適化するとともに、独自開発した点灯シークエンス(点灯タイミングの制御)により、光源ランプ(200W)の寿命を従来の1.6倍となる最大4000時間に延ばしたのが特徴。毎秒24コマのフィルムを毎秒60フィールドのテレビ映像に変換(テレシネ変換)する“シネマモード”や、カラーホイール(RGBW)のバランスを調整できる“ホワイトエンハンス”にも対応している。

入力端子は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、Sビデオ(ミニDIN)、コンポジットビデオ(RCAピン)を装備し、アナログRGBで最大1024×1024ドットの圧縮表示が可能。ビデオ信号は、NTSC、NTSC4.43、PAL、SECAM、PAL-M/N60に対応し、Sビデオでの解像度は水平600TV本。パソコン用アナログRGB出力端子やUSB端子も備えている。電源はAC100Vで消費電力は280W。本体サイズは幅261×奥行き218×高さ102mm(突起部を除く)、重量は2.4kg。2Wのモノラルスピーカーを内蔵する。

『LVP-SD110』は、0.55インチDMDの解像度を800×600ドットに変更した下位モデル。圧縮表示は最大1024×768ドットとなる。そのほかの基本仕様は同等。

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