アクシスコミュニケーションズ(株)は21日、同社製のネットワークカメラ/ビデオサーバーからの映像をパソコンのHDDに録画し、再生するための専用ソフト『AXIS Camera Station(アクシスカメラステーション)』を8月上旬に発売すると発表した。価格は、4ライセンスの8万4000円から。
『AXIS Camera Station』は、複数のネットワークカメラやビデオサーバーを導入した場合に、各カメラの映像の録画/再生/表示を一括管理するためのソフト。最大25台のカメラをサポートし、最大16のマルチ表示に対応。ウェブブラウザーで映像表示や録画映像の再生が可能で、付属のクライアントソフト『AXIS Camera Station Client』を利用すれば管理も行なえる。フィルターを利用して特定の領域を除外できるモーション検知機能や、双方向リアルタイム音声のサポートなどにも対応。オプションとして、霧/雨/雪などの天候下で映像の曇りを取り除く機能“AXIS Image Enhancer”も用意されている。
画像表示ファイル形式は、Motion JPEG、MPEG-2/-4に対応し、録画ファイルはJPEG/AVI形式でのエクスポートも可能。録画メディアはHDDやFTPサーバー(対応カメラの場合)。対応機種はPentium 4-2.0GHz以上と512MB以上のメモリー、カメラ1台あたり2GB以上のHDD容量、100BASE-TXインターフェースを持つPC/AT互換機。対応OSはWindows XP Professional SP2/2000(SP4)、Windows Server 2003。