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NTTデータ、仏キャップジェミニとグローバル分野で提携――日本キャップジェミニを子会社に

2005年07月19日 21時28分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・データは19日、フランスのキャップジェミニ社(Cap Gemini S.A.)とグローバル分野で提携するとともに、日本法人の日本キャップジェミニ(株)の発行済み株式の95%を譲り受けることで14日付けで合意したと発表した。日本キャップジェミニの株式譲渡は第3四半期中に完了する予定。

キャップジェミニは、コンサルティング/テクノロジー/アウトソーシングなどのサービスを提供しているITサービス関連の最大手で、ワールドワイドで5万5000人のコンサルタントを抱えているという。今回の提携により、NTTデータは東欧を含むヨーロッパと北米における日系グローバル企業向けのサービスを強化できるほか、日本キャップジェミニを子会社化することで、コンサルティングの人材やノウハウを、NTTデータのシステムインテグレーションと組み合わせ、ITに関する戦略的コンサルティングからシステム開発/保守/運用までのサービスを一貫して提供できるようになるとしている。

今後、両社は経営幹部による評議会(Alliance Council)と実務者レベルによる運営検討委員会(Operational Review Committee)を設置して提携を推進するとしており、日本キャップジェミニに対してもNTTデータとキャップジェミニの両社が役員を派遣する。なお、これまで日本キャップジェミニと顧客が結んでいた契約や提供しているサービスに影響はないという。

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