MSIから、同社初となるMicro BTXフォームファクタのマザーボード「915GMB-FI」が登場した。今までイベント等でサンプル版の展示が行われることはあったが、インテル純正以外のBTXフォームファクタの製品が販売されるのは今回が初めてとなる。
インテル純正以外では初のMicro BTXフォームファクタのマザーボードMSI製「915GMB-FI」 |
主なスペックは、搭載チップセットが“i915G+ICH6”。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI×3、DDR2 DIMM×4(DDR2-533/4GBまで)という構成で、VGAやギガビットイーサネット(Realtek/8110S)、IEEE1394(VIA/VT6307)、8chサウンド、Serial ATA×4などをオンボードで搭載している。
搭載チップセットが“i915G”となるためにデュアルコア採用の「Pentium D」のサポートはないが、インテル純正以外に選択肢のなかったMicro BTXだけに注目だ。販売しているのはT-ZONE.PC DIY SHOPで、価格1万3880円。このほか高速電脳でも近日入荷予定となっている(予価1万3800円)。
ブラケット部。VGAやギガビットイーサネット、IEEE1394などがオンボード | パッケージはBTXだからといって特に変わりはない |