(株)リックテレコムが主催する、無線通信およびモバイル技術の展示会“ワイヤレスジャパン2005”が、東京ビッグサイトで13日に開幕した。会期は15日までで、入場料は2000円(当日)。
“ワイヤレスジャパン2005” |
今年で開催10回目となるワイヤレスジャパンだが、“日本モバイル市場の変革”と題された初日の基調講演では、KDDI(株)代表取締役社長兼会長の小野寺 正氏、ボーダフォン(株)代表執行役会長の津田志郎氏、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ代表取締役副社長の石川國雄氏など現在サービスを提供している通信事業者のトップに加えて、ソフトバンクBB(株)常務取締役の宮川潤一氏、イー・アクセス(株)代表取締役社長兼COOの種野晴夫氏といった新規参入を目指す事業者のトップが登場する。
一方会場では、NTTドコモが12日に発表したばかりの『F700iS』『SH700iS』『FOMA AVユニット』をはじめ、FOMA向けの非接点充電器やFOMA向け燃料電池などを展示する。またKDDIは“FeliCa(フェリカ)”のICチップを内蔵する携帯電話『W32S』と『W32H』などを、ウィルコム(株)は“WILLCOMコアモジュール”などを展示する。
なお、今年の出展社数は180社で、来場者数は昨年の3万2836人を上回る3万5000人と予想されている。