カノープス(株)は8日、企業/官公庁の映像資料作成などをターゲットとした映像編集向けのノンリニア編集ワークステーションとして、『REXCEED MODEL350V』と『REXCEED MODEL300V』の2機種を発売すると発表した。価格/出荷時期は『REXCEED MODEL350V』が98万円(税別)/7月下旬、『REXCEED MODEL300V』が69万8000円(税別)/8月下旬。
『REXCEED MODEL350V』 |
『REXCEED MODEL350V』は、DV/HDV解像度のリアルタイムビデオ出力に対応した上位モデル。デュアル構成のXeon-2.80GHzとRAID 0対応の500GB HDDを搭載した日本ヒューレット・パッカード(株)のワークステーションをベースに、カノープスの編集カード“VELXUS”を搭載しており、コンポジットビデオ/S-Video信号の入出力(SD)、コンポーネント出力(HD/SD)に対応。編集中のHD映像をリアルタイムでモニターすることも可能。アプリケーションとしてノンリニア編集ソフト『EDIUS Pro 3』、静止画から動画を作成するソフト『Imaginate 2.0』、ユーリードシステムズ(株)のDVDオーサリングソフト『Ulead DVD Workshop 2 SE』、米Sony Media Software社の作曲ソフト『ACID4』、AfterEffectやEncore DVDなどを収録した『Video Collection』などがバンドルされる。
『REXCEED MODEL300V』は、DV/HDVフォーマットの編集に対応したハイコストパフォーマンスモデル。デュアルコアのPentium D 840-3.20GHzと“VELXUS”を搭載し、コンポジットビデオとS-Video信号の入出力(SD)、コンポーネント出力(SD)に対応。付属するアプリケーションソフトは同等。