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佐川急便、オリジナル梱包資材を利用する3R対応の宅配サービス“佐川パソコン便”を開発

2005年07月07日 23時25分更新

文● 編集部

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佐川急便(株)は7日、パソコンを修理に出す際に、オリジナル梱包資材を利用することによりゴミが出ない3R(Reduce/Reuse/Recycle)対応型のパソコン宅配サービス“佐川パソコン便”を開発したと発表した。

写真1 写真2 写真3
“佐川パソコン便”(セールスドライバーによる梱包作業のイメージ)

“佐川パソコン便”は、パソコン修理の際にメーカーやユーザーにおいて必要となる梱包材や、梱包作業の負担を軽減するとともに、3Rに配慮したのが特徴。梱包には、空気緩衝材と専用外箱を組み合わせたオリジナル梱包資材“SAGAWA softair package(サガワ ソフトエア パッケージ)”を利用する。

利用方法は、ユーザーからパソコンメーカーに修理依頼が発生した際に、パソコンメーカーからの連絡に基づき、同社のセールスドライバーがパソコンを受け取り、“SAGAWA softair package”に収納して持ち帰り、そのままパソコンメーカーの工場に配送。修理完了後は、再び“SAGAWA softair package”で梱包され、セールスドライバーがユーザーのところに配達し、パソコンを取り出して渡すという手順となる。

“SAGAWA softair package”は、ノートパソコン用からデスクトップパソコン用まで6種類のサイズを用意しており、サイズはノートパソコン用が幅390×奥行き450×高さ195mm、ミドルタワー(本体)/液晶ディスプレー(大)用が幅590×奥行き680×高さ330mm、ドットプリンター(65cm幅まで)用が幅530×奥行き800×高さ370mm、一体型パソコン20インチまで/旧型ミドルタワー(本体)用が幅440×奥行き655×高さ610mmなど。外箱は折り畳み可能で、固定にはワンタッチ式のベルトを利用するため、ガムテープなどのゴミが出ないとしており、素材にはリサイクル可能で燃やしても有毒ガスが発生しないポリエチレンラミネートを採用しているという。

同社では、パソコンメーカー各社にサービス導入を働きかけるほか、精密機器の修理回収輸送にも対応したいとしている。

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