ブラザー工業(株)は7日、薄型モバイルプリンター“MPrint(エムプリント)”の新製品として、携帯電話機からQRコードなどの2次元コードを印刷できる『MW-120 TypeF』と『MW-140BT TypeF』の2機種を9月1日に発売すると発表した。法人向けに販売し、価格はオープン。
『MW-140BT TypeF』 |
『MW-120 TypeF』と『MW-140BT TypeF』は、IrDAに対応した従来機種『MW-120』と、Bluetoothに対応した『MW-140BT TypeE』に、“QR コード”と“PDF417”の2種類の2次元コードと、バーコード“EAN128”の印刷機能を追加した上位モデル。ラインヘッドを利用したダイレクトサーマル方式を採用し、解像度は300dpi×300dpi。印刷速度はA7サイズの感熱紙で1枚15秒。用紙は純正の“Cペーパー”シリーズを使用する。プリンター制御コマンドは独自ラスターとESC/P準拠をサポート。内蔵フォントはゴシック/JIS第1水準漢字/第2水準漢字/絵文字/ひらがな/カタカナ/記号/バーコード下部文字など。バーコードは、CODE39、ITF、EAN13、EAN8、UPC-A、UPC-B、CODABAR、EAN128、QRコード、PDF417を内蔵する。本体サイズは幅100×奥行き160×高さ17.5mm、重量は300g。電源はリチウムイオン電池を内蔵し、連続100枚以上の印字が可能。充電用アダプターも同梱される。
対応OSは、USB接続時が、Windows XP/2000 Professional/Me/98 SE、Pocket PC 2000/20002/2003/2003 SEで、MW-140BT TypeFではPalm OS 3.5~5.2にも対応。Bluetoothによる接続は、KDDI(株)のA5504TとW21Tに対応しているという。