5月に登場したCommell製“i915GM”搭載Pentium M対応マザーボード「LV-673」のバリエーションモデルともいうべき「LV-673NS」が登場した。もちろん、今回もフォームファクタはMini-ITXとなっている。
|
---|
基板裏面に装備されていたPCカードやCFカードスロットが省略された「LV-673NS」 |
|
---|
オンボードインターフェイスは「LV-673」と同じ |
最大の変更点は「LV-673」で基板裏面に装備されていたPCカードやCFカードスロットが省略されているところ。これにより従来販売されている一般的なMini-ITXケースへの収納が可能になった。そのほかの基本的な仕様は同じ。チップセットにFSB533MHz版Pentium Mに対応する“i915GM”+“ICH6M”を採用。拡張スロットは、PCI Express x16×1、DDR2 DIMM×2(DDR2-533最大2GBまで)、Mini-PCI×1。オンボードインターフェイスには2つのギガビットイーサネット(PCI Express接続のMarvell/8053)や8chサウンド、VGA、Serial ATAを2ポート。さらに基板上のヘッダピンに直接接続するタイプのコンポーネント出力対応ケーブル(ブラケットに固定するタイプではないために、取り回しには工夫が必要)と、TV出力用ブラケットが付属する。価格はテクノハウス東映で4万7800円。同店によると「製品は付属の80WタイプACアダプタを使用するが、120WタイプのACアダプタもオプションとして今月下旬頃入荷予定」とのことだ。
|
| |
---|
基板上のヘッダピンに直接接続するタイプのコンポーネント出力対応ケーブルと、TV出力用ブラケットが付属 | | 付属の80WタイプACアダプタ。オプション品として120Wモデルも登場予定 |
【関連記事】
【取材協力】