パナソニック コミュニケーションズ(株)は4日、アナログカメラの映像をIPネットワークに接続するためのIPv6対応のネットワークカメラサーバー『BB-HCS301』を8月1日に発売すると発表した。価格は5万2290円。
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| 『BB-HCS301』 |
『BB-HCS301』は、ウェブサーバー機能を搭載し、アナログカメラやビデオカメラで撮影した画像をLANやインターネット経由でモニタリングできるのが特徴。最大同時アクセス数は30で、音声の同時アクセスは10アクセスまで対応しており、カスケード接続することで同一カメラ画像/音声へのアクセス数を増やすことも可能(5台接続で画像150ユーザー/音声50ユーザーに対応)。同社製のネットワークカメラ『BB-HCM381』を接続すれば、同時アクセス数を2倍の60に増やすこともできるという。動作検知機能や、音声の半二重双方向通信機能(トランシーバー方式)も搭載している。セキュリティー機能はIPsecをサポートする。
画像圧縮方式はJPEG(Motion JPEG)で、解像度は最大640×480ドット。フレームレートは640×480ドットで最大毎秒12枚、320×240ドットで最大毎秒30枚。音声圧縮はADPCM(32kbps/300～3.4kHz)。入力端子と出力端子は映像がBNCジャック、音声がRCAピンジャックを採用し、ネットワークポートは10/100BASE-TXで、センサー用I/Oコネクターも装備する(入力/出力各1)。SDメモリーカードスロットを搭載しており、画像の直接録画も行なえる(1GBのメディアで320×240ドット/約6万枚ぶん)。本体サイズは幅216×奥行き125×高さ38mm、重量は約370g。電源はACアダプターを利用する(DC12V/750mA)。
パソコンからIPv6で接続するには、Windows XP SP1以降、Internet Explorer 6.0以降、IPv6対応ルーター、IPv6接続サービス(IPv6 over IPv4トンネル接続、またはIPv4/IPv6デュアル接続)が必要。
