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KDDIと東芝ソリューション、映像コンテンツ流通システムの実証実験を実施

2005年06月30日 22時14分更新

文● 編集部

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KDDI(株)と東芝ソリューション(株)は30日、ネットワークを利用して事業者間で映像コンテンツを受け渡すための映像コンテンツ流通システムを共同で開発し、実証実験を実施すると発表した。期間は7月4日から9月末までの約3ヵ月間。

システム概要
システム概要

映像コンテンツ流通システムは、映像配信サービスのコンテンツがビデオテープなどの媒体を利用して流通していることから、媒体のやりとりを自動化する目的で開発したもの。コンテンツ提供者がコンテンツ情報をシステムに登録し、デジタル化したコンテンツをパソコンに格納、コンテンツの受け渡しを希望する事業者が、登録されたコンテンツを一覧表から選択し、ネットワーク経由で受領するのが特徴。これにより、コンテンツ流通の新たな場が提供でき、映像コンテンツの2次利用取引の活発化も期待できるという。

実証実験では、東芝ソリューションのコンテンツ流通プラットフォーム“PrimeStation”と、KDDIの映像系/高速FTP技術を組み合わせ、映像コンテンツの管理/検索や高速転送が行なわれ、映像コンテンツ流通システムの作業の効率化の検証や、機能面/運用面での課題を洗い出し、ビジネス展開の可能性を検証するとしている。KDDIは携帯電話向けの利用についても検討するという。

実証実験には、アスパイアビジョン(株)、(株)イーステーション、(株)BBB、(株)ポニーキャニオン、日活(株)、麻布プラザ(株)、岩見沢市、沖縄ケーブルネットワーク(株)、(株)ファンダンゴが参加する。

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