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マイクロソフト、慶應義塾大学/東京大学/早稲田大学と“マイクロソフト ソース コード アグリーメント”を締結

2005年06月24日 21時36分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は24日、慶應義塾大学/東京大学/早稲田大学と“マイクロソフト ソース コード アグリーメント”を締結したと発表した。これは、“シェアード ソース イニシアティブ(Shared Source Initiative)”の一環として、アカデミック分野向けの“マイクロソフト リサーチ ソース ライセンシング プログラム(Microsoft Research Source Licensing Program)”により提供されるもので、研究対象となる最先端技術がWindowsと極めて重要な関係を持つ場合に締結される。これにより各大学の研究者がWindowsのソースコードにアクセスできるようになる。

慶應義塾大学は、環境情報学部の村井純教授(慶應義塾常任理事)と理工学部の寺岡文男教授を中心に、新しいインターネットへのプロトコルをOSの基盤技術として研究開発し、組み込む実験を行なっていく。

東京大学は、大学院情報理工学系研究科の米澤明憲教授が、文部科学省科学研究費補助金による特定領域研究“社会基盤としてのセキュアコンピューティングの実現方式の研究”(2000年9月~2004年3月)におけるソフトウェアのセキュリティーに関する研究成果が、Windows の安全性と信頼性の向上/強化のために有効であるか検討していく。

早稲田大学は、理工学部コンピュータ・ネットワーク工学科の中島達夫教授を代表とする“次世代マネジメントシステムアーキテクチャ”プロジェクトにおいて、Windowsのモニタリング機能強化のための研究の実施を検討しているという。

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