Chaintechから特徴的な仕様をもつAthlon 64対応マザーボード2製品が登場した。ひとつはSocket 939対応の「S1689」、もうひとつはSocket 754対応の「MK8T890」だ。
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Socket 939対応マザーでは珍しいULi製“M1689”を搭載した「S1689」 |
「S1689」はSocket 939対応マザーでは珍しいULi製“M1689”を搭載したマザーボード。販売価格が8980円と安価ながら、最新BIOSではデュアルコア採用CPU「Athlon 64 X2」にも対応しているのが特徴。基板はメモリスロットをCPUソケット上部に配するなど、ATXフォームファクタながら305×200mmとスリムなサイズだ。拡張スロットはAGP×1、PCI×5という構成で、10/100Base-Tイーサネットや6チャンネルサウンド、Serial ATA(RAID対応)を2ポートなどを搭載する。販売しているのはアークとなっている。
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オンボードインターフェイスはシンプルな構成となっている |
もうひとつの「MK8T890」は、“K8T890”+“VT8237R”搭載のマザーボード。Socket 754対応マザーとしては数少ないPCI Express x16装備の製品で、さらにMicro ATXフォームファクタとなると、編集部が確認する限りでは「MK8T890」が初めてとなる。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI×2、DDR DIMM×2。10/100Base-Tイーサネットや6チャンネルサウンド、Serial ATA(RAID対応)を2ポートなどを搭載する。販売しているのはアークで、価格は8980円だ。
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“K8T890”+“VT8237R”搭載の「MK8T890」。Socket 754対応マザーとしては数少ないPCI Express x16装備の製品 | ゲームポートを装備する背面パネル |
