日本トラストテクノロジーからデジタルアンプ内蔵の“振動”スピーカー「SOUND BULL」が登場した。アナログ音声が入力されると本体が振動。空箱や机、ドアや木製の壁など本体を密着させて共鳴させられるものであれば、どんな場所でも音が出るというユニークな製品だ。
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デジタルアンプ内蔵“振動”スピーカー「SOUND BULL」。iPodとも相性が良さそうなサイズとデザインだ |
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手持ちのオーディオプレーヤーのイヤホンジャックから、付属のステレオケーブル(50cm)を使って「SOUND BULL」本体に設けられたイヤオンジャックに接続して使う |
この製品はサイズは105(W)×60(D)×20(H)mm、重量80gのデジタルアンプ内蔵スピーカー。使い方は簡単で手持ちのオーディオプレーヤーのイヤホンジャックから、付属のステレオケーブル(50cm)を使って「SOUND BULL」本体に設けられたイヤオンジャックに接続。あとは空箱や机、ドアや木製の壁など振動する物に乗せて音量を調整し、音楽を楽しむというもの。この時注意する点は、本体裏面の丸い部分を振動させたい対象物に密着させて設置するということだけだ。
電源は単3乾電池×2となっており、約48時間連続再生が可能だ。同社のウェブサイトによると「最適なのは空箱や発泡スチロールの板、薄い板が張ってある物など」という。さらに「振動させる物により音質・音量が変わります」ということなので、色々な物を使って試してみるのもおもしろいかもしれない。販売しているのは高速電脳で6980円となっている。
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裏面。丸い部分を振動させたい対象物に密着させて設置する | | 指で押さえただけで、音質や音量が変化するようだ |
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