1.8インチサイズのHDDとしては最大容量となる60GBの製品、東芝製「MK6006GAH」の単体販売が始まっている。ショップの中には早くも売り切れるところがあるなど、ひそかな人気商品となっている。
各社ノートPCやデジタルオーディオプレーヤなどで採用されている例が多い東芝製1.8インチサイズHDD「MK6006GAH」 |
回転数4200rpm、平均シークタイム15ms、バッファ容量2MBというスペック |
1.8インチHDDで容量60GBの製品は、日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)から“Travelstar C4K60”シリーズ「HTC426060G9AT00」などが発売されているが、東芝製となると今回が初めて。今回のシリーズは各社ノートPCやデジタルオーディオプレーヤなどで採用されているHDDだけに、個人で容量のアップグレードしたい人(メーカー保証がなくなるので注意)にとっては注目の製品だ。コネクタの形状は2.5インチHDDと互換のHGST製と異なり、東芝製は同じく44ピンながら特殊形状となるのは今回も同じ。主なスペックは厚さ8mmのインターフェイスがUltra ATA 100。ディスク枚数2で回転数4200rpm、平均シークタイム15ms、バッファ容量2MB。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで2万8350円、Onenessで2万8900円(完売)、アークで2万9800円となっている。
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