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日本のコンピューターのパイオニア、“パラメトロン計算機”の後藤英一氏が死去

2005年06月13日 19時45分更新

文● 編集部

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1954年に独自の多数決論理素子“パラメトロン”を発明者し、日本のコンピューターのパイオニアとして知られる東京大学 名誉教授の後藤 英一(ごとう えいいち)氏が12日、午前9時7分に神奈川県平塚市の病院で心筋梗塞のため死去。74歳。葬儀/告別式は14日午前11時から、和田 湘南斎場(神奈川県藤沢市辻堂神台1の2の11)で。喪主は妻、き世子さん(きは七の下に七を並べる)。

後藤氏は、1931年生まれ。成蹊高等学校から東京大学に進学し、1953年に理学部物理学科を卒業。1959年8月に東京大学理学部助教授、1970年8月に東京大学理学部教授となった。1958年のパラメトロン式計算機『PC-1』( Parametron Computer No.1)の試作のほか、1959年に“ゴトー・ペア”と呼ばれる超高速論理素子を考案、そのほか、磁気単極子の研究、ハッシングをLISP言語に適用した“HLISP”なども発表している。

主な著書は、『記号処理の基礎と応用』(情報処理学会/1982年)、ジョン・アレンの共著『LISPの構造』(日本コンピュータ協会/1983年)など。氏に関する著作には、『パラメトロン計算機』(高橋秀俊著/岩波書店/1968年)、『計算機屋かく戦えり』(遠藤諭著/アスキー/1996年)、『日本のコンピュータ発達史』(情報処理学会歴史特別委員会編/オーム社/1998年)などがある。

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