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コンデンサなどを独自に強化! クールスから改造版の「P4P800 SE」が発売に!

2005年06月11日 23時09分更新

文● 美和

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 既存のマザーボードに搭載されているコンデンサ類を手作業で日本製のものに換装した製品が近日中にクールスから登場する予定だ。製品名は「P4P800SE/J 技巧零」で、名前の通りASUSTeK製の「P4P800 SE」をベースに改造を施している。予価はOnenessで1万3800円。

本体
クールスが改造した「P4P800SE/J 技巧零」
パッケージ
茶箱のパッケージの中に、ASUSTeKが販売している「P4P800 SE」のパッケージが入っている

 パッケージは写真のような茶箱となっており、中に本来ASUSTeK製品のパッケージが入っている。説明によると、「標準品の低ESRコンデンサを、OS-CONおよび超低インピーダンス、超ESR・高ノイズ特性を持つ高性能コンデンサに換装を行なった」とのこと。また「ノイズをできるだけ抑える必要があるAV編集やホームシアターPCなどでの使用が最適」との表記も見られる。基板を見ると、CPUやメモリなどに電源供給を行なうコンデンサ類が日本ケミコン製に変更されており、マザーボード裏面の部品を換装した部分には緑色の印が付けられている。
 なお、この製品は従来の搭載されていたパーツが変更されているためASUSTeKからの保証対象外となり、クールスから1ヵ月の初期不良交換期間が設けられている。価格はオリジナルモデルの「P4P800 SE」が秋葉原で実売1万円前後なので約4000弱ほど高いが、今まで秋葉原ではこのような形でマザーボードのカスタマイズドモデルが販売されたことがなかっただけに、今後の展開が気になる製品となりそうだ。

改造箇所 印
CPUやメモリなどに電源供給を行なうコンデンサ類が日本ケミコン製に変更されているパーツを変更した場所の裏側には、このように緑色の印が付けられている
説明 保証
パッケージの説明によると「ノイズをできるだけ抑える必要があるAV編集やホームシアターPCなどでの使用が最適」とのことASUSTeKの保証は受けられないので注意。クールスから1ヵ月の初期不良交換期間が設けられている
本文中で換装されているコンデンサを“三洋電機製”としておりましたが、正しくは“日本ケミコン製”となります。お詫びして訂正します。
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