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NTTPC、“無線LAN認証サービス”トライアルサービスの提供を開始

2005年06月07日 21時13分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティピー・シー・コミュニケーションズは7日、RADIUS認証サーバーを利用して認証を行なうIEEE 802.1ベースのサービス“無線LAN認証サービス”のトライアル提供を7月1日に開始すると発表した。

サービスイメージ
サービスイメージ

“無線LAN認証サービス”は、同社が提供するRADIUS認証システムを利用し、証明書とID/パスワードによる端末認証を利用できるようにするアウトソーシングサービス。認証方式にはIEEE 802.1xの“EAP-TLS”と“EAP-PEAP”を採用しセキュリティーが強化されているほか、暗号キーを定期的に自動更新するため、よりセキュアーな環境を構築できるという。また、1台のアクセスポイントで複数ポリシーのネットワークゾーンを制御可能で、1台のアクセスポイントを利用して、社内のユーザーは社内ネットワーク、社外のユーザーはインターネットに接続するといったことも行なえる。さらに、国内初というVoIPソリューションとの連動も可能で、無線IP電話機に証明書を設定すれば、無線LAN部分を暗号化したIP電話ソリューションを利用できるとしている。

トライアルサービスでは、認証経路にインターネットを利用し、無線LANアクセスポイントにアイコム(株)のIEEE 802.1x対応製品を利用する。ネットワークサービスを利用するにはグローバル固定IPサービスが必要。クライアントの対応OSはWindows XP/2000。トライアル期間中の月額利用料は無料だが、初期設定費用としてRADIUS初期設定費用の3万円が必要。申し込み受け付け期間は24日までで、審査により数社を選定する。サービス提供期間は7月1日から9月30日までの3ヵ月間で、9月に商用サービスを開始する予定としている。

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