主要メーカーの中では唯一発売されていなかったMSI製“i945P/G”搭載マザーボードだが、本日一挙4モデルが同時に登場した。“i945P”搭載モデルと“i945G”搭載モデル、それぞれ2モデルずつだ。
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MSI製“i945P/G”搭載マザーボード。一挙4モデルが同時に登場 |
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“i945P”搭載の「945P Platinum」。South bridgeに“ICH7R”を採用する |
発売となったのは“i945P”搭載の「945P Platinum」と「945P Neo-F」、“i945G”搭載の「945G Platinum」と「945G Neo-F」。“i945P”、“i945G”ともにシリーズごとの仕様はほぼ同じだ。
「945P Platinum」は、South bridgeに“ICH7R”を採用する製品。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3、DDR2 DIMM×4(DDR2-667/4GBまで)という構成。オンボードインターフェイスはインテル製“PC82573V”によるギガビットイーサネットや8chサウンド、IEEE1394、IDE RAID(VT6410)、Serial ATA II(ICH7R/RAID対応)を4ポート搭載する。なお、ほかのモデルにも共通するが“i945”系マザーでは珍しく電源コネクタの形状は24ピン+8ピンタイプとなる。ただ初回流通モデルのためか日本語マニュアルは付属せず、各自メールやFAXで申し込むようになっているため詳細は不明だ。価格はクレバリー1号店で1万6768円(日曜から販売)、フェイスで1万8370円、T-ZONE.PC DIY SHOPとTWOTOP秋葉原本店で1万8380円、TSUKUMO eX.で1万8980円となっている。
また「945P Neo-F」は「945P Platinum」に搭載されているSouth bridgeが“ICH7”に、さらに「945P Platinum」からIEEE1394とIDE RAIDが省略されたモデル。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで1万7280円、フェイスで1万7370円、TWOTOP秋葉原本店で1万7380円、TSUKUMO eX.で1万7800円だ。
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拡張スロットの構成は全てのモデルが同じだ | | “i945”系マザーでは珍しく電源コネクタの形状は24ピン+8ピンタイプとなる |
一方の「945G Platinum」は、搭載チップセットが“i945G”+“ICH7R”となるため、VGA機能をオンボードで搭載。そのほか、拡張スロットの構成やオンボードインターフェイスは「945P Platinum」と変わらない。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで1万9280円、TWOTOP秋葉原本店で1万9380円、TSUKUM eX.で1万9980円。
同じく「945G Neo-F」はSouth bridgeが“ICH7”に、さらに「945G Platinum」からIEEE1394とIDE RAIDが省略されたモデル。価格はフェイスで1万8370円、T-ZONE.PC DIY SHOPとTWOTOP秋葉原本店で1万8380円、TSUKUMO eX.で1万8980円となっている。
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「945G Platinum」。チップセットが“i945G+ICH7R”となるためにVGA機能をオンボードで搭載する | | Neo-FモデルはIEEE1394とIDE RAIDが省略される下位モデルとなる |
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