東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は3日、システム構築や製品開発を行なう企業向けに、IPテレビ電話端末『フレッツフォン VP1000』のインターフェース情報やソフトウェア開発キットなどの技術情報の提供を開始すると発表した。6日に申し込み受け付けを開始する。
『フレッツフォン VP1000』 |
『フレッツフォン VP1000』は、専用タッチパネル付き8インチ液晶ディスプレーとブラウザーを搭載したIPテレビ電話端末。同社では、システム構築やサービスの提供、製品開発を行なう企業から「操作画面のカスタマイズや、独自のアプリケーション・機器との連携を実現したい」といった要望があることから、技術情報の提供を行なうことにしたもの。
提供するのは“インターフェース(API)情報”と“ソフトウェア開発キット(SDK)”。インターフェース(API)情報は、操作画面をカスタマイズするための情報で、ActiveXを利用して機能変更を行なう。ソフトウェア開発キット(SDK)は、アプリケーションやデバイスドライバーなどのソフトを開発するためのキットで、VP1000に搭載したアプリケーションや、USBポートに接続した外部機器と連携したサービスを提供できるようになる。
申し込み先は、東日本エリア(17都道県)がNTT東日本、西日本エリア(30府県)がNTT西日本となる。