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【COMPUTEX TAIPEI 2005 Vol.2】Shuttleは別会場にショールーム! i945G搭載キューブ型パソコンや新作ベアボーンを展示

2005年06月01日 12時25分更新

文● 編集部 小板謙次

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台湾Shuttle社は、世界貿易センター近くのショッピングセンター“ニューヨークニューヨーク”にショールームを構え、新製品の展示を行なっていた。会場には、インテルのデュアルコアプロセッサー対応グラフィックス統合型チップセット“i945G”を搭載したキューブ型パソコンや新作ベアボーンパソコンが並んでいた。

ショールーム ショールーム
“ニューヨークニューヨーク”内に用意されたShuttleのショールーム

まず、7月に5万円台前半の価格で登場予定となっているのはキューブ型パソコンの『XPC SD31P』だ。すでに秋葉原のショップでもデモがはじまっている製品で、搭載するマザーボードは『FD31』。チップセットはi945G+ICH7Rという組み合わせで、初のデュアルコア対応製品となる。また、Athlon 64 X2対応ベアボーンパソコンとしては米エヌビディア(NVIDIA)社の“NVIDIA nForce4 SLI”搭載『XPC SN26P』が登場予定。マザーボードは『FN26』でメモリー256MB搭載(DDR3)のLeadtek Research社製ビデオカード『WinFast Leadtek PX6800GT TDH』を2枚搭載するのが特徴だ(日本市場向けの搭載ビデオカードは未定)。日本市場では発熱を考慮してヒートパイプモジュールをバンドルした形での販売になるかもしれない、と担当者は話している。

SN26P SN26P
『SN26P』。SLIを利用するためビデオカードを2枚搭載。カードの熱に配慮してヒートパイプを採用している
i955Xを搭載するPentium D対応ベアボーンパソコン。

このほかPentium M 740-1.73GHzを搭載した『XPC M1000』が挙げられる。同製品はシリアルATA接続のHDD(250GB)と着脱式(USB 2.0)の2.5インチHDD(60GB)を搭載し、OSとしては『Microsoft Windows Media Center Edition 2005』がプレインストールされている。フロントにはUSB×2、IEEE 1394、マイクイン、イヤフォン、カードリーダー(8in1)の各ポートがあり、リアにはD-Sub、DVI端子、アンテナ端子、Ethernet、USB 2.0×2、IEEE 1394、S/PDIF端子などを用意する。サイズは幅442×高さ78×奥行き350mmで、ビデオデッキのようなサイズとなっている。

『Microsoft Windows Media Center Edition 2005』をインストールした『M1000』 正面右に飛び出して見えるのが着脱式(USB 2.0)の2.5インチHDD(60GB)
『Microsoft Windows Media Center Edition 2005』をインストールした『M1000』正面右に飛び出して見えるのが着脱式(USB 2.0)の2.5インチHDD(60GB)

同社では、リビングの雰囲気に合うデザインをコンセプトにした製品を“XPC”シリーズとしている。前述の製品はすべてこの“XPC”シリーズだ。このシリーズに対応する液晶ディスプレーとして17インチの『XP17 Flat Panel Display』を発売済みだが、会場には秋にリリース予定の『XP20』という20インチのフラットパネルディスプレーが展示されていた。解像度は1680×1050ドット(WSXGA+)。コントラスト比は600:1で輝度は300cd/m2。インターフェースはデジタル(DVI-D)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、コンポーネントビデオ、USB 2.0×2(ハブ)、USB 2.0×1(入力)などとなっている。

XP20 XP20
秋にリリース予定の『XP20』

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