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ソニーマーケティング、解像度が約4倍のビデオ会議システム『PCS-G50』を発売

2005年05月30日 19時06分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は30日、解像度と画質を高めた普及価格帯のビデオ会議システムとして『PCS-G50』を7月1日に発売すると発表した。価格は74万5500円。

『PCS-G50』
『PCS-G50』

『PCS-G50』は、一般的なビデオ会議システムの約4倍の解像度(704×576画素)で毎秒30フレームの“4CIF”ビデオフォーマットに対応した高画質/高解像度のビデオ会議システム。音声はMPEG-4 AACに対応。接続回線は、IPネットワーク回線(10/100BASE-TX)とISDN回線に対応しており、オプションのMCUソフト(IP用/ISDN用、各42万円)を利用すれば、多地点接続時に両方が混在していてもそれぞれの回線速度で通信することが可能という。IP接続時の伝送レートは最大4096kbps。本体にメモリースティックを装着すればビデオ会議の内容を保存できる“メモリースティックレコーディング”機能も搭載している。また、大人数での会議を行なう場合にはオプションのエコーキャンセリングマイク『PCSA-A7P4』を最大80個(40個×2系統)接続できるという。

端末方式はH.320/H.323に対応。入出力端子は、外部ビデオ入力(Sビデオ/コンポジットビデオ)、音声入力(外部マイク/デジタル×2、外部マイク/アナログ×2、外部ライン、AUX)、映像出力(Sビデオ×2、コンポジット、アナログRGB)、音声出力×2などを装備する。外部制御用のVISCA端子、デジタルホワイトボードインターフェース(専用コネクター)も装備する。カメラユニットは本体と独立しており、撮像素子は約38万画素の1/4インチCCDを採用。光学10倍電動ズームレンズを搭載する。パン/チルトは水平±100度/垂直±25度で、遠隔カメラコントロールに対応(H.281)。

本体サイズは幅420×奥行き254×高さ66mm、重量は約4.6kg。カメラユニットは幅130×奥行き130×高さ139mm、重量は約1kg。 マイクは幅74×奥行き93×高さ43mm、重量は約170g。電源は付属のACアダプター(AC100~240V入力、DC19.5V出力)。消費電流は4A。

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