星野金属工業(ソルダム)から、厚さ2mmのアルミを採用したMicro ATXケース「ALTIUM X MicroATX Version」が登場した。Micro ATX規格に対応した総アルミ仕様の製品だ。
厚さ2mmのアルミを採用したMicro ATXケース「ALTIUM X MicroATX Version」 |
内部の様子。国内製らしい丁寧な作りとなっている |
同社の十八番であるアルミを強調したシルバーの筐体は、サイズが364(H)×197.5(W)×420(D)mm。特徴は大きく分けて2つある。まずは冷却機構だ。フロント(吸気)とリヤ(排気)にはそれぞれ120mm角ファン(FF120/1000rpm/21dB以下)を装備。加えて側面にもユーザーがレイアウト可能な92mm角ファン(吸気)を装備する。これら強力な冷却機構を採用した理由として、同社では「昨今の大発熱CPUに対応するため」としている。冷却についてはほかにも、取り外し可能なシャドウベイには冷却ホールを、マザーボードベース背面にも放熱用の穴を設けるなど随所に工夫が施されている。
もうひとつは豊富な拡張性で、5インチベイ×2、3.5インチベイ×2のほかシャドウベイは5基。3.5インチベイを含めると計7台のHDDが搭載可能となる。本格的なMicro ATXケースを探していたというユーザーにとっては注目の製品となりそうだ。販売しているのは高速電脳で価格は2万790円。カラーリングブラックタイプも用意されている。