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三洋電機、高容量タイプの円筒形リチウムイオン電池『UR18650F』など4製品を開発

2005年05月26日 20時24分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は26日、円筒形リチウムイオン電池の新製品として、高容量タイプ『UR18650F』、コストパフォーマンスタイプ『UR18650Y』、ハイパワータイプ『UR18650W』『UR18650S』の計4モデルを開発したと発表した。『UR18650F』は4月に出荷を開始しており、それ以外のタイプは8月に量産出荷を開始する。

円筒形リチウムイオン電池
円筒形リチウムイオン電池

『UR18650F』は、容量が2600mAh(Typ.)/2500mAh(Min.)の高容量タイプで、正極にコバルト酸リチウムを採用したリチウムイオン電池と同等の作動電圧を持つのが特徴。本体サイズは直径18.1×長さ64.8mm、重量は45.5g。

『UR18650Y』は、コバルトの使用量を減らすことにより低コスト化を図ったタイプで、ノートパソコンなどで必要となる大電流を流せるのが特徴。容量は2000mAh(Typ.)/1900mAh(Min.)。本体サイズは直径18.1×長さ64.8mm、重量は44.0g。

『UR18650W』と『UR18650S』は、独自のハイブリッド正極材料(マンガン酸リチウム&コバルト酸リチウム)と、電池構成技術により、電動工具などのハイパワー用途に対応したタイプ。『UR18650W』は、容量が1600mAh(Typ.)/1500mAh(Min.)で、最大連続放電電流が15A。『UR18650S』は、容量が1200mAh(Typ.)/1100mAh(Min.)で、最大連続放電電流が20A。本体サイズはともに直径18.1×長さ64.8mmで、重量は『UR18650W』が44.5g、『UR18650S』が39.5g。

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