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仏アルカテル、日本のIPテレフォニー市場に参入

2005年05月18日 00時00分更新

文● 編集部

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日本アルカテル(株)は18日、IP-PBX“OmniPCX Enterprise(オムニピーシーエックス・エンタープライズ)”を中心としたIPテレフォニーソリューションの販売を同日付けで開始すると発表した。中堅/大企業向けに販売する。仏アルカテル社(Alcatel SA)は、これにより日本のIPテレフォニー市場に参入する。

ソリューションのハードウェア
OmniPCX Enterpriseソリューション

同社は、欧州で最も高いシェアを持つというIP-PBX“OmniPCX Enterprise”とともに、コンタクトセンター向けアプリケーション“RSI(ルーティング・サービス・インテリジェンス)”、IP電話機“IP Touch”シリーズ(年内出荷予定)を日本市場に投入し、すでに日本で販売しているデータスイッチ“OmniSwitch”シリーズと各種アプリケーション、管理機能を統合した独自フレームワーク“IPコミュニケーションハウス”を軸として事業展開を図る。同ソリューションは、“愛・地球博”のベルギーパビリオンで先行導入されているという。

“OmniPCX Enterprise”は、Linuxをベースとしており、サードパーティーのアプリケーションとシームレスに連携できるオープン性のほか、小規模サイトから大規模サイトまで対応できる柔軟性を持つのが特徴。既存環境と将来の環境をフレキシブルに統合できるという。価格は100万円から。

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