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BHA、インターネット対応のリアルタイムビデオカンファレンスシステム『XVD CamCast CX』の販売を開始

2005年05月17日 20時37分更新

文● 編集部

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(株)ビー・エイチ・エーは17日、ビデオコーデックに“XVD”を利用した業務用のリアルタイムエンコード/IP伝送ユニット『XVD CamCast CX』の販売を6月1日に開始すると発表した。価格はオープン。同社では初年度2億円(200セット)、今後3年間で10億円の販売を予定しているという。

『XVD CamCast CX』
『XVD CamCast CX』

『XVD CamCast CX』(XCC-1000CX)は、デジタルビデオカメラ(DVカム)などの映像機器からのアナログ映像/音声信号を高圧縮/高画質のXVDフォーマットに変換し、Ethernetを利用してリアルタイムで送信すると同時に、接続先から送られてくるXVDフォーマットデータをアナログ信号に伸長し、テレビ(ビデオディスプレー)などの再生機器に出力することが可能。送っている画像を同時表示するピクチャー・イン・ピクチャー機能や、エコーキャンセラー機能を搭載するほか、相手のカメラのパン/チルト/ズームをコントロールするためのRS-232Cリモートコネクターも用意されている(リモコンが付属する)。

ビデオ方式はNTSC/PALに対応し、ビットレートは映像が48k~2.2Mbps、音声が16k~56kbps。フレームレートは、NTSCが最大毎秒30フレーム、PALが最大毎秒25フレーム。解像度は720×480画素、352×480画素。入力端子は、映像がコンポジット(RCA)、S-Video、音声がステレオミニジャック、モノラルピンジャック。出力端子は、映像がコンポジット、S-Video、コンポーネント、音声がステレオピンジャック。ネットワーク端子は100ABSE-TX。ダイナミックDNSやDHCPクライアントに対応する。電源はACアダプター(DC5V出力)を利用する。

導入イメージ
導入イメージ

同社では、丸紅ソリューション(株)と日本国内における販売代理店契約を締結し、同日よりCamCast製品とXVDソリューションの販売を開始することも発表した。コンサルティングサービスも提供するという。

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